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初心者と経験者、どちらをお客様にしたらいい?

こんにちは、田中直子です。

ビジネスでは

「誰をお客様にするか」

を決めるのは非常に大事です。

いわゆるターゲット像ですね。

そこで、

・初心者をお客様にするのか

・経験者をお客様にするのか

で悩む方もいると思います。

そういう方の中には

「初心者は対応が面倒なので、経験者をお客様にしたい」

という方もよくいます。

確かに、

ビジネス経験ゼロの方

ダイエット経験ゼロの方

恋愛経験ゼロの方

そういった方々をお世話するのは大変でしょう。

たとえばビジネス講座であれば、商品をイチから作ったり、マインドセットを伝えたり、かなり手間がかかります。

私の友人知人には、ビジネスコンサルや講座をやっている人が大勢いますが、大半は「経験者向け」です。

経験者向けに「〇〇集客法」とか「〇〇マーケティング」を教える人が多い。

(ネットで「〇〇集客法」とかの広告、よく見かけませんか?)

また、経験者をお客様にしたいという場合、もしかすると

「経験者に指導できる自分だと人から認識されたい」

という気持ちも少しあるのかなと思います。

自分自身が上級者だから経験者にも教えられますよ、と。

(そういう気持ちがあること自体は、悪いことではないと思います)

また、

「経験者に教える方がラク」

なのは確かにそうでしょう。

ただ、個人的には

「初心者は面倒だから経験者がいい」

という考えにはイラっとします。

「自分がラクしよう」という姿勢でいるからです。

「誰のためにビジネスしてるんですか?」

と言いたくなってしまいますが、まあ、私の個人的な感想は置いといて。

実際、経験者をお客様にするのが本当によいでしょうか?

どんな分野でも、経験者より初心者の方が圧倒的に人数が多いです。

「経験者のお客様がいい」と選り好みする人が多いと、それだけ少数のお客様を同業者と奪い合うことになります。

また、経験者の方は、いろいろなコーチやコンサルを知っている方も多いので、

「あなたのコーチングと〇〇さんのコーチングは何が違うんですか?」

などと突っ込まれることもよくあります。

結果的に、激しい競争に勝つのが難しく、埋もれてしまいやすい、とも言えます。

ラクしようと思ったら、逆にもっと大変なハードルを超えないといけないのです。

考えは人それぞれだと思うのですが、ラクしようと思ってもそんなにラクできるわけではない、ということですね。

傍から見るとラクにやっているように見える人でも、見えないところでものすごい努力をしていたりします。

ビジネスに近道はないのです。

 

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