こんにちは、田中直子です。

私たちはオリジナルの商品を作ることが必要。

ですが、中には、商品づくりにとても時間をかけて、売るまでにかなり時間がかかる方もいらっしゃいます。

私は、講座参加者さんには、6割くらい商品案ができたら

「とりあえず売る」

ことをおすすめしています。

完璧主義な方は「3割」の出来でもいいです。

売らないことにはお客様もできないわけですから。

一方で、なかなか売れない方の中には、完璧な商品を作ろうとして

「商品ができていないので売れません」

とおっしゃる方もよくいらっしゃいます。

そういった方は、

「商品ができれば売れる」

という認識だと思います。

では、商品はいつできるのでしょうか？

実は、

一生、商品は完成しません。

お客様によっても必要なサービスが違うし、ビジネスは常に進化する必要があります。

ですので、商品が「完成する」ということはあり得ない。

「完璧な商品」は、もっとあり得ない。

私たちは「未完成な商品」を売るのです。

つまり、

「商品ができていないので売れない」

と思っていると、商品ができることはないので、「ずっと売れない」ということに。

なので、ある程度のところで

「まずは売る」

ということが必要なのです。

売って、お客様にサービスを受けてもらいながら改善する。

スマホでも何でも、どんどん新しいモデルが出ますよね？

「完璧なiPhone」というものはなく、常に新しいものが開発されますよね。

しかも、私たちのサービスは、スマホを作るより、もっとハードルが低いです。

在庫を持つ必要がないからです。

部品を調達する必要もありません。

売ってみて、売れるかどうか確認してから、商品を作ることができるのです。

完全受注生産みたいなものです。

お客様がいないのに商品づくりを完璧にしようとすると、自分目線になって、お客様の欲しいものからズレてしまいます。

なので、自分では完成度の高い商品を作ったと思ったとしても、売れるわけではない。

ですので、私たちのビジネスは

作る→売る

ではなく、

売る→作る

の順番です。

人によっては、セールスに苦手意識があると、セールスから逃れたいために、無意識のうちに、それ以外のことに時間を費やしたりします。

それで、商品づくりに余計に時間をかけたり、ということもあります。

とはいえ、売らないことにはお客様ができません。

売る→作る

の順番でやっていきましょう。

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