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セッション時間がオーバーしてしまうときの対策法

こんにちは。田中直子です。

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セッションでよく時間がオーバーしてしまいます。

クライアントがずっと話していると、こちらから切るのが悪い気がしちゃって…
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というご相談、とてもよくいただきます。

はい、すごく分かります。

私も起業したばかりのころは同じでしたよ。

セッションは1回45分間と決めていたのに、
クライアントさんがずーーーっと話しているのを
遮ることができず、3時間くらいかかったことも。

「この方、よくこれだけ話すことがあるな…」
と思いつつ、当時は
「全部受け止めてあげるのがよいコーチ」
だと思っていて、話を切れずにただ聞いていました。

もちろん、セッション時間は長けりゃいいってものではないです。

「この人はいつまでも話を聞いてもらえる」
とクライアントに思わせてしまうとどうなるか。

クライアントの精神的な自立をコーチが妨げてしまうかも知れませんよね。

コーチの側も、毎回何時間も話を聞くのに
疲れてしまい、セッションがイヤになる…なんていうことも。

決められた時間内で結論にたどり着き、
クライアントに行動してもらうのがプロというもの。

それでも話を切ることができない場合、
その理由はだいたい以下の2つかなと思います。

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【1】コーチの側が「話を途中で切って嫌われたらどうしよう」と思っている

【2】コーチングのスキルに自信がない場合、
無意識にセッション時間を長くすることでスキル不足をカバーしようとしている
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【1】の方は、たぶん
「話を途中で切るのは悪いことだ」という思い込みがあると思います。

対策としては、事前にクライアントに
「話を途中で切らせてもらう場合もありますよ」
と、論理的な理由も交えて説明しておくことです。

何の説明もなくいきなり話を遮ると、
びっくりするクライアントもいますので、
事前に説明して心構えをしてもらうといいです。

【2】の場合は、まずは
「時間内に成果を感じてもらう」
とコーチがコミットすることですね。

そうしないとセッションの質も上がらないと思います。

また、コーチングでは、コーチが誘導するよりも
「その場から作る」ことが大事になりますが、
もしかすると「その場から作る」の捉え方がズレているかも。

つまり「クライアントに合わせる」と思ってしまっているのかなと

それで、関係ない話がダラダラ続いていても中断できないのでは。

ただ合わせて聞いているだけでは、飲み会で愚痴を聞くのと同じ。

クライアントのためになりません。

そういうときは、コーチが話を切って大事な話に戻してあげることも必要です。

ということで、これを参考にされ、徐々に
「決まった時間内で成果を感じてもらう」
ようになっていきましょうね。

がんばりましょう。

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