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《コーチングは誤解されてる》は誤解

こんにちは。田中直子です。

昨日のメールで、

「以前、コーチングを受けて嫌な思いをしたので、
コーチングにいい印象がない」

という方がときどきいらっしゃる、という話をしました。

それで、その原因としてこの2つが考えられる、という話でした。

1. コーチングセッションの質の問題

2. 「コーチングがどんなものか」が
しっかりクライアントさんと共有されてない

昨日は、「セッションの質」の話をしたので、今日は

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2. 「コーチングがどんなものか」が
しっかりクライアントさんと共有されてない
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について解説しますね。

そもそも、

「コーチング」という言葉に対して、
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世の中の皆さんが持っているイメージは様々です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これは他の職業とまったく違います。

たとえば、
「カウンセリング」
「占い」
と言うと、なんとなくイメージが付きますよね。

でも、世の中多くの方は、
「コーチングってよくわからない」
と思っていたり、

あるいは、人によってイメージするものがかなり違ったりします。

ある人は
「ただ傾聴するだけのもの」
と思っているかも知れないし、

またある人は
「部下を操るもの」
と思っているかも知れません。

そういった様々なイメージを持たれていることに対し、コーチは
「コーチングって誤解されてるよね」
と言ったりします。

でも。

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世の中の人がコーチングに対してそれぞれ
違うイメージを持っているのは、誤解でも何でもないのです。
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「ただ傾聴するだけのもの」も、
「部下を操るもの」も、

それぞれの人にとっては「これがコーチング」という正しいイメージ。

そして、コーチの1人1人も、自分なりの
「これがコーチング」というイメージを持っています。

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世の中の人と、コーチ自身とで、
「コーチングに対する認識」が違う、ということです。
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コーチングに対する認識が自分と違うクライアントさんに、
「コーチが正しいと信じるコーチング」を
いきなりやってしまったらどうなるでしょうか?

たとえば、

クライアントさんが
「コーチングとは、ただ傾聴するだけのもの」
だと思っているとして、

あなたが
「コーチングとは、アドバイスするもの」
と思っているとします。

クライアントさんは、
「ただ話を聞いてもらえると思っていたのに、余計なアドバイスをされた」
と思うでしょう。

そういう「認識の違い」から、
「コーチングで嫌な思いをした」
ということにつながる可能性もあります。

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だから、セッションに入る前に、
「私のコーチングはこういうものですよ」と、
クライアントさんにしっかり共有しておく必要があるのです。
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「あなたに伴走します」とか
「あなたを応援します」とかではなく、

クライアントさんが普段使っている言葉で、
「なるほど」と言ってもらえるようにすること。

そして、クライアントさんに納得していただいた
状態でコーチングを受けていただきましょうね。
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