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クライアントから自分の価値観と違うことを相談されたら?

こんにちは。田中直子です。

コーチの方から

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コーチングセッションの中で、クライアントと
自分の価値観がかなり違って困りました
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というお悩みを聞くことがあります。

たとえば、

すでに起業していて行動も早いコーチが、
「これから起業したい」というクライアントさんにコーチングする場合。

クライアントさんの行動が遅々として進まず、
「もっと早く行動しましょう」と言っても、
クライアントさんから「自分のペースでゆっくりやりたい」と言われてしまう、

なんていうことがあります。

私自身にもそういう経験はあります。

たとえば、過去に
「結婚して専業主婦になりたい」
というクライアントさんがいました。

私自身は「仕事=命」みたいなところがあり
「専業主婦になりたい」と思ったことは一度もないので、
「結婚して専業主婦になりたい」という発言は、個人的には不思議に感じます。

でも、そこで
「今どき、そんなこと言ってる時代じゃないですよ!」とか、
「でも、夫に頼らなくても生きていける経済力は持っておいた方がいいですよ!」
なんて、いきなり言ってはいけないわけです。

コーチが自分の単なる好みを押し付けたところで、
クライアントが納得感を持って行動することはできません。

クライアントにはクライアントの価値観があるので、
クライアントさんがそれを理解し、それに沿った行動をしていただくことが必要。

ただ、クライアントさんは、
「表面的なセリフ」と「本心で思っていること」
が違うケースがあるので、
表面的なセリフを鵜呑みにしない方がいいかも知れません。

・本心からそう思っている場合
・「逃げ」「恐れ」「不安」から言っている場合

どちらもあり得ます。

「そのどちらなのか」に気づいていただくのは、コーチの役割。

コーチの力量が問われるところですが、

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クライアントさんが「自分の本心がどうなのか」を知り、
納得して行動できるよう、セッションでのかかわりが必要。
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たとえば、「結婚して専業主婦になりたい」
方であれば、こういったこと↓を考えて言語化していただくとか。

・なぜ専業主婦になりたいのか?
・専業主婦になってどうなりたいのか?
・その目的を実現する方法は他にもあるのか?
・それを実現するための具体的な行動計画は?

たとえばこんな風に、いろいろ聞いてあげることで、
(聞き方は柔らかくしてください)
クライアントさんが本心を言語化できるよう、
それに沿って行動できるようサポートするといいと思います。

★コーチが持っている「こうあるべき」をわきに置き、
あくまでも「クライアントが納得感を持っているのか?」に集中しましょう。

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