ブログ

クライアントに成果を感じてもらえない原因は?

こんにちは。田中直子です。

——————————————————–
クライアントさんになかなかコーチングの成果を感じていただけな
——————————————————–

というご相談をよくいただきます。

そういった方に「どんな風にセッションをしていますか?」とお聞きすると、

「毎回、クライアントさんからテーマを出してもらっています」
という方が多いです。

実はこれが、成果を出せない原因の1つだったりします。

「え?コーチングスクールで、
テーマはクライアントさんから出してもらうって習いましたけど?
田中はコーチングを知らんのか?」

というお声が聞こえてきそうです。

「クライアントさんにセッションのテーマを出してもらう」
のは、間違いではないです。

ただし条件があって、
「クライアントが自分に必要なテーマを自覚している」
場合に限ります。

もともと、クライアントさんがコーチングを
申し込んだのは、何かしら悩みを解決したいからです。

たとえば、

転職しようかどうかで悩んでいるかも知れないし、
起業を考えているかも知れないし、
パートナーがほしいかも知れない。

そういった、人生を左右するようなことでお悩みの方が多いです。

でも、そういうテーマで話すのは、クライアントさんも大変なわけです。

これまで避けてきたことや、面倒くさいことを話したり、
行動したりする必要も出てくるでしょう。

人間、本能的に「ラクな方」を求めます。

なので、薄々「何を話すのが大事なのか」
を知ってはいても、そういう
「面倒くさいこと」は誰でも避けたいのです。

そうなると、

本当は「転職しようかどうか」で悩んでいる方が、
無自覚に「部屋の片付け」みたいな
軽い話題をテーマに出したり、という場合もあります。
(「部屋の片付け」を否定しているわけではないですよ)

それで、コーチが毎回「はい、今日はそのテーマですね」と流していると、

毎回、当たり障りのないテーマで、
何となくセッションして、そこそこ満足してもらう。

でも、何か月間やっても、同じような話ばかりで、どこにもいかない。

ということもあり得るわけです。

クライアントさんからテーマを出してもらう
「だけ」ですと、そういう
「クライアントに本当に必要なテーマ」を見逃すことがあります。

なので、コーチとしては、いつも

——————————————————–
「クライアントさんが本当に必要なテーマを出しているか」
を注意して見てあげることが必要。
——————————————————–

それで、クライアントさんに寄り添いつつ、場合によっては
「そのテーマで大丈夫ですか?」
と確認してあげた方がいいこともあります。

◆クライアントが常に自分に大事なテーマを
話せるよう、コーチがアンテナを張ってあげましょう。

・コーチングを説明するのは難しい。
・集客の方法が分からなくて不安。
・ブログに何を書いたらいいか分からない。
そんなコーチの方、全7回無料メールセミナーで分かります!

無料で学べる「コーチングを仕事にする方法」ご登録はこちらから

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近のコメント

    ページ上部へ戻る