10.112018
自分に経験のないお悩みを相談されたときの対処法
こんにちは。田中直子です。
コーチの方によくあるお悩みの1つに
【お客様から、自分の知らない分野を相談された】
というのがあります。
たとえば、コーチ本人は独身なのに、お客様が
「旦那さんとの関係で悩んでいる」というご相談をされたとか。
あるいは、コーチは子供がいないけど、お客様から
「子育てで悩んでいる」という相談をされたとか。
「コンサルじゃなくてコーチだから、知識を教える必要はない」
とは分かりつつ、お客様のお悩みに臨場感が持てず、戸惑ってしま
私もありますよ。
「子供が3人いて、上の子が反抗期で、下の子が食べ物の好き嫌い
など、私自身にはまったく経験のない
(子供いないので)お悩みが出てくることはよくあります。
そういうとき、どう考えたらいいでしょうか?
まずおさらいですが、ビジネスは「お客様の悩み解決」ですね。
これは正しい。
ただ、お客様の悩みを解決して「あげる」と思ってしまうと、それ
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解決して「あげる」のではなく、お客様が自分で
悩みを解決するために「導く」ことがコーチの仕事です。
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コーチがお客様に代わって悩みを解決してあげることはできないの
コーチはお客様ではないので、お客様を完全に理解することなんて
どんなお悩みであろうと、コーチがやるべきは、
お客様が本質的に「どうなりたいか」を決め、
そのために行動するための「手助け」です。
そうすると、旦那さんとの関係とか、子育てとか、
お悩みの1つ1つは「ことがら」にすぎないわけです。
イメージ付きやすくするように、図で例えてみますね。
円錐(えんすい)の形を思い浮かべてください。
道路わきによくあるコーンみたいな形ですね。
お客様の「本質的に目指したい姿」は、その円錐の頂点付近にあり
一方で「旦那さん」とか「子育て」とか、お悩みの1つ1つは、円
悩んでいるお客様は、円錐の下の方に気を取られているわけです。
コーチの役割は、お客様に、円錐の頂点に目を向けてもらうこと。
円錐の下の方に降りていくのは、その後。
円錐の頂点の姿を考えてもらい、そこから
具体的な「ことがら」に落とし込んでいきます。
なので、言ってみれば「ことがら」は何でも構わないわけです。
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そういう意味では、お客様の悩みにコーチ自身に
臨場感があろうがなかろうが、関係ないのですね。
コーチ自身に経験のないお悩みを相談されても問題ありません。
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ちなみに、一般的なマーケティングでは「専門性を出せ」というの
「〇〇専門コーチ」など名乗る方も多いです。
ビジネスの初期にはそれでいいと思いますが、
長期的にビジネスをやっていくのであれば、その
「専門性」にこだわり過ぎるとビジネスが縮小する恐れがあります
マーケットは常に変わっていくものですから。
なので、自分に経験のないテーマをお客様から
相談されたら、それはビジネスが成長するチャンスでもあります。
常に、次の成長の機会を取りに行きましょう。
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