9.112020
言葉を尽くしているのに売れない理由
こんにちは、田中直子です。
「あなたのサービスの価値を伝えるには
言語化力が必要」
という話をしました。
「セッション」みたいな専門用語を使わずに、
では、
専門用語を使わなければいいのか?
たくさん書いたり話したりすればいいのか?
というと、これまたそうでもありません。
専門用語を使っていないのに、
たくさん書いているのに、
それでもサービスの価値が伝わらない、
ということはよくあります。
たとえば、
「コーチングは、もともとは馬車という意味です」
「あなたの人生に伴走します」
みたいな説明をしている場合。
「馬車」「人生」「伴走」など、それぞれの単語は、
でも、見込み客さんには、意 味がピンと来ない。
こういう表現を見かけることはとても多いです。
こういった表現は「コーチング語」というか、
専門用語ではないけれど、
なのです。
たとえば、同じ日本語を使っていても、
80代の方と20代の方では言葉遣いが違いますよね?
また、職業や住む地域などによっても 、
やっぱり言葉が変わります。
私は会社員時代、
という経験をしたことがあります。
そんな風に、世代や背景が違うと、
それと同じ。
自分的には言葉を尽くしているつもりでも、
専門用語を使っていなかったとしても、
ベースが「コーチング語」になっていると、
見込み客さんがピンと来ないということです。
外国人と外国語で話をするのであれば、誰でも
「自分の言いたいことを理解してもらうのは難しい」
と分かるでしょう。
ですが、なまじ日本語同士でやり取りしているので
「自分の言いたいことが分かってもらえる」
と思ってしまいがちです。
でも実際はそうではないのですね。
見込み客さんが使っている辞書は、あなたの辞書と違います。
言葉を尽くしているつもりでも売れない方は
「自分の辞書が世界のすべて」
になっています。
すべてが「自分の辞書にある言葉遣い」
になっています。
つまり
「自分の言いたいことだけを、言いたい表現でしている」
ということ。
「売れる人」は、そこを理解しています。
自分の辞書を絶対視しません。
見込み客さんの辞書を覗いて、そこから言葉をピックアップし、
私たちのビジネスは「言葉」でしか伝えることができません。
どれだけ、
「自分の言いたいこと」ではなく、
見込み客さんがピンと来る言葉で表現できるか?
言葉を高いレベルで扱えるか?
そこが、売れるかどうかの境目になります。
・コーチングを説明するのは難しい。
・集客の方法が分からなくて不安。
・ブログに何を書いたらいいか分からない。
そんなコーチの方、全7回無料メールセミナーで分かります! ↓ 無料で学べる「コーチングを仕事にする方法」ご登録はこちらから
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。