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言葉を尽くしているのに売れない理由

こんにちは、田中直子です。

「あなたのサービスの価値を伝えるには
言語化力が必要」

という話をしました。

「セッション」みたいな専門用語を使わずに、細かく言葉にして伝えましょう、という話でした。

では、

専門用語を使わなければいいのか?

たくさん書いたり話したりすればいいのか?

というと、これまたそうでもありません。

専門用語を使っていないのに、

たくさん書いているのに、

それでもサービスの価値が伝わらない、
ということはよくあります。

たとえば、

「コーチングは、もともとは馬車という意味です」

「あなたの人生に伴走します」

みたいな説明をしている場合。

「馬車」「人生」「伴走」など、それぞれの単語は、専門用語ではないですよね。

でも、見込み客さんには、意 味がピンと来ない。

こういう表現を見かけることはとても多いです。

こういった表現は「コーチング語」というか、

専門用語ではないけれど、コーチング界の人にしか通じない言葉遣い

なのです。

たとえば、同じ日本語を使っていても、
80代の方と20代の方では言葉遣いが違いますよね?

また、職業や住む地域などによっても 、
やっぱり言葉が変わります。

私は会社員時代、人事部から営業部に異動したことがあるのですが、異動先の人たちの話が、日本語なのに意味がちんぷんかんぷん、
という経験をしたことがあります。

そんな風に、世代や背景が違うと、同じ日本語を使っていてもイマイチ理解し合えない、ということはよくあります。

それと同じ。

自分的には言葉を尽くしているつもりでも、

専門用語を使っていなかったとしても、

ベースが「コーチング語」になっていると、
見込み客さんがピンと来ないということです。

外国人と外国語で話をするのであれば、誰でも

「自分の言いたいことを理解してもらうのは難しい」

と分かるでしょう。

ですが、なまじ日本語同士でやり取りしているので

「自分の言いたいことが分かってもらえる」

と思ってしまいがちです。

でも実際はそうではないのですね。

見込み客さんが使っている辞書は、あなたの辞書と違います。

言葉を尽くしているつもりでも売れない方は

「自分の辞書が世界のすべて」

になっています。

すべてが「自分の辞書にある言葉遣い」
になっています。

つまり

「自分の言いたいことだけを、言いたい表現でしている」

ということ。

「売れる人」は、そこを理解しています。

自分の辞書を絶対視しません。

見込み客さんの辞書を覗いて、そこから言葉をピックアップし、文章を紡ぎだすことができます。

私たちのビジネスは「言葉」でしか伝えることができません。

どれだけ、

「自分の言いたいこと」ではなく、

見込み客さんがピンと来る言葉で表現できるか?

言葉を高いレベルで扱えるか?

そこが、売れるかどうかの境目になります。

 

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