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悩んでいる人に声をかけたら相手が怒ってしまった

こんにちは、田中直子です。


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本日の内容:

【1】自分では引き出しが少ないと思っていたけれど…

【2】悩んでいる人に声をかけたら相手が怒ってしまった
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【1】自分では引き出しが少ないと思っていたけれど…


「オリジナルビジネスの作りかた講座」
定例セミナーに参加された方からいただいたご感想を紹介します。

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自分ではたいした経験を積んでおらず、持ち札?引き出し?が少ないと思っていた。

が・・・インタビューの後に皆さんからコメントをいただき、
「実は、もっと使えるものがあるのかも?」
という気がしてきた。

これからのセミナーや個別コンサルで、どれくらい “使えるもの” を見つけられるか。

今後が楽しみ。

また、哲学をビジネスに活かすためのポイントが、とても分かりやすかった。

哲学を学ぶのが楽しくなりそう。


(M. K様)
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自分のことを客観的に見られる人はいません。

自分では自分のことを過小評価したり、逆に過大評価したりしがちです。

なので、
「オリジナルビジネスの作りかた」講座では、私や他の参加者さんとディスカッションしてアイディアを出しています。

ご本人が気づいていない「ビジネスに活かせる強み」が見つかったりします。



【2】悩んでいる人に声をかけたら相手が怒ってしまった


前回、

・自分がコーチングしたい人に声をかけてしまうと、断られる可能性が高くなる

・声をかける相手を変えるだけで、断られる確率を減らせる

という話をしました。

※前回の内容↓
https://coachingfk.org/l/m/wy1PYRwCvAb2F8


今回はその続きで、
「声をかける相手を選ぶ際の考え方」
をお伝えします。


声をかけても断られる確率が高いケースが他にもあります。

それは、
「悩んでいそうな人に声をかける」
こと。

これをやってしまう方はよくお見かけします。


私たちのビジネスは、お客様のお悩み解決。

ですから、悩んでいそうな知り合いがいたら
「コーチング受けませんか?」
とお誘いしたくなるかもしれません。


でも、人間はそう一筋縄ではいきません。


コーチングの分野によっては、逆に
「悩んでなんかないわよ!」
と相手を怒らせてしまう場合もあるのです。



たとえば、あなたがダイエットコーチングをやっているとします。

そして、知り合いでぽっちゃりしている人に
「私のダイエットコーチング受けてみませんか?」
と声をかけたとします。


あなたからすると、
「相手の方は太っていることで悩んでいるだろう」
と思うかもしれません。


でも、当の本人は、実は「やせたい」とはまったく思っていないかもしれないですよね。

あるいは逆に、太っていることをコンプレックスに思っていて、人から指摘されたくないかもしれません。


もしあなたが
「あの人、悩んでいそう」
「私のコーチングでよくなりそう」
と思ったとしても、それはあくまでも
「あなたから見た印象」に過ぎないということですね。


私たちは、
「人からよく見られたい」
と思っています。

ですので、他人から
「あなた、問題ありますよ」
と面と向かって言われるのは嫌なのです。


実際に本人が悩んでいても、です。


なので、
「この人、悩んでいそう」
と思って声をかけると、相手の人はこんな風に思ってしまう可能性があります。↓


「ダイエットコーチング受けませんか?」
→「私、太ってると思われてるの?」

「婚活コーチング受けませんか?」
→「私、婚活に苦労してると思われてるの?」

「私の集客コンサル受けませんか?」
→「余計なお世話!」


「私は悩んでいる人を救いたい!」
と情熱や使命感を強くお持ちの方ほど、声をかけてはいけない相手に自分から突っ込んでいき、断られて凹んでしまう、ということがよくあります。


ビジネスはお客様のお悩み解決。

でも、悩んでいそうな人に自分から声をかけると、相手の感情を害してしまう可能性がある。

悩ましいですよね。


ではいったい、誰に声をかけたらいいのでしょうか?

追ってまたお話ししますので、今回は
「悩んでいる人が必ずしもコーチングを受けるわけではない」
ということを意識に留めていただけたらと思います。

 

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