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好感を持たれる「お試しセッションお誘い文」

こんにちは、田中直子です。

前回から

知人友人に
「コーチングのお試しセッション受けませんか?」
と声をかけても、なかなか受けてもらえない


という方に向けてお話しています。

(カウンセリングやセラピー等でも同じですので、ご自身の手法に当てはめて読んでください)


主に考えられる原因は

1. 声をかける相手を誤っている
2. 声のかけ方がずれている


ということでしたね。


今回は
【2. 声のかけ方がずれている】
について解説します。


事例で考えてみましょう。

たとえば、次のAとBののうち、どちらが好感を持たれやすいでしょうか?


A)
「コーチングを始めたのでお試しセッション受けませんか?」


B)
「少しでも多くのお客様にお役に立つため、
モニターさんを募集しているので、
お試しセッション受けませんか?」


たぶん、B)の方が好感が持てますよね。


A)の方は、
「自分がコーチングをやりたいから」
という「自分都合」の理由です。


B)の方は、
「相手の役に立ちたい」
という気持ちを伝えています。


お試しセッションにお誘いしても反応してもらえない場合、無意識のうちにA)みたいな
「自分都合の誘い方」
になっている可能性があります。


誘う側は、コーチングなりセラピーなり、
「自分が学んだ手法に価値がある」
と信じているわけです。


「コーチングはいいものだから、当然受けてもらえるだろう」
とどこかで思っているかもしれません。


ですが、誘われた側はそうではないですよね。


「私がコーチングを始めたからあなたも受けませんか?」
と言われても、自分にメリットがあると感じられないため、受ける理由がないのです。


コーチングでもセラピーでも、その手法に価値があると思っているのは「自分だけ」なのです。

相手は、そんなことこれっぽちも思っていません。


ですから、あくまでも
「あなたのためにコーチングをやっています」
という文章でお誘いし、

相手の方に
「受けると自分がトクするかも?」
と思っていただくことが大事です。



ですので、お誘いする際は

・どんな人のためのコーチングなのか
・どんな風にあなたのお役に立てるのか

この2点は入れた方がいいですね。


加えて、

これまで実際に受けた方はこんなビフォーアフターを得られました

という「事例」もあると尚よし。


それで、相手の方が
「自分にメリットがある」
と感じられれば、

「じゃあお試しセッションを受けてみようかな」
と思ってもらえる確率が高まります。


相手の方にメリットが感じられるお誘い文を書くよう工夫しましょうね。

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