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コーチにとって「当たり前」のことを、クライアントさんにそのまま言ってせんか?

【直子さんがお試しセッションで
具体的にどんな風に話しているのか、
教えてください!】

というリクエストを多数いただいたので、
前回からそれをお話しています。

前回の記事

1. 今日は何をやるのか

2. 時間はどのくらいかかるのか

3. コーチングで何が得られるのか

4. セッションはどうやってやるのか

5. テーマとは何か

6. なぜクライアントがテーマを決めるのか

7. 成果を出すために何が必要なのか

8. 占いやセミナーでなく、なぜコーチングがいいのか

のうち、
前回は、1. から3. までをお話しました。

今回はその続き。

【4. セッションはどうやってやるのか】

コーチにとっては「当たり前」のことですが、

「質問をとおして、
あなた自身の内側にある答えを引き出すんですよ」

と伝えます。

ほとんどのクライアントさんは、コーチングを知りません。

ですが、セミナーや占いに行かれたことがある方はとても多いです。

「セミナーや占い」では、「アドバイス」をもらえますよね?

「アドバイスをもらう」ことに慣れている方に、いきなり
「あなたはどうなりたいんですか?」
とか質問してしまうと、

「えっ?コーチングではアドバイスをもらえないの?」
と戸惑ってしまいます。

「あなたの中のどこかに答えがあるんですよ」
というのを、しつこく伝える必要があります。

あくまでも、
「コーチの常識は世界の非常識」
くらいのつもりでいきましょう。

また、

・論理的に考えるのが習慣になっている方もいますので、

「頭で考えるのも大事ですが、心の声に従うことも大事ですよ」

・「正しい答え」を言おうとする方には、

「正しいことを言おうとしなくていいですよ」

と、最初から伝えておきます。

これがないと、普段の会話と変わらなくなっちゃいますから、

「コーチング受けたみたけど、なんかよく分からなかった」
となっちゃいます。

【5. テーマとは何か】

「あなたがこのセッションから何を得たいか?」

です。

いきなり

「テーマは何にしますか?」

となると、クライアントさんは

「えっ?コーチが教えてくれるんじゃないの?」

となっちゃいます。

だから、

「あなたがこのセッションから
何を得たいかをお聞きして、
毎回のセッションのテーマにするんですよ」

と、あらかじめ伝えておきます。

で、たとえば

「今の会社がイヤなんです・・・」

という感じでクライアントさんが話したら、

「そのことを話して、
今日のセッションの終わりに
どんな自分になりたいですか?」

という感じで、必ず
「ゴール設定」
をします。

それがないと、
効果があるのかないのか分からない、
とりとめのない会話になるので注意です。

【6. なぜクライアントがテーマを決めるのか】

「コーチングは、
○○さんが自分の人生を
自分の力で作っていくプロセスです。

だから、セッションのテーマを自分で考えることで、
あなたが自分の人生を主体的に作ることが始まってるんですよ」

という感じで、

「クライアントさんの主体性が大事」

ということを伝えます。

ほとんどのクライアントさんは、
コーチングを受けたことがないですが、

「セミナー」とか「占い」は受けたことがある方が多いです。

なので、そういったものと同じ感じで、

「カリキュラム」が決まっていたり、
指導してもらうものと思っている方も多いです。

知らないものはイメージできませんが、
知っているものはイメージできるからです。

今まで経験したものと似たものをイメージするんですね。

だから、
「コーチングでは、
クライアントさんに主体的に取り組んでいただいて、
一緒に作るものですよ」

というのをしつこく伝えます。

「最初はテーマを決めるのが
難しいと感じるかも知れませんが、
そのうち慣れますので大丈夫ですよ」

と励ますのを忘れずに。

なんか、毎回言ってますが、

「コーチの常識は世の中の非常識」

くらいの意識で、謙虚にやることですよね。

「お試しセッション」シリーズ、また追ってお話しますね。

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