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コーチがあきらめてるって、おかしくない?・起業ストーリー2回目

こんにちは。田中直子です。

 

前回から、私の起業初期の話をしています。

今回は、34歳でいきなり会社を辞めたところから。

実は、そのときは、「絶対にコーチングで起業する」と決めてはいなかったです。

その時の選択肢として、

・転職活動をして会社員に戻るか、
・外資系企業で英語を使って仕事していたので、翻訳者になるか
・コーチングか

の3つを考えていました。

会社員に戻るのもイメージがつかず、

翻訳の仕事は少しやりましたが、私にはエネルギーを消耗しすぎる仕事だとわかり、
(日本語の表現をこだわって考えすぎてしまうので、異常に時間がかかる)

コーチングが一番「やりたい」と感じられたので、コーチングで起業する道を選びました。

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コーチングで起業しようとしてうまくいかない方は、
「コーチングを愛しすぎている」
ことが多いです。
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コーチングが好きすぎて一体化しているので、
まったくコーチングを知らない方に向かって、いきなり

「ぜひ、コーチング受けてみませんか?」
「私はコーチングで人生が変わったんです!」
「一度受けてもらえればわかります!」

と迫ってしまうのです。

中学生の恋愛みたいに。

私の場合、コーチングは好きですが、
「コーチングが好きだから起業した」わけではありません。

つまり、そこまでコーチングと一体化していなかったので、
冷静に自分から突き放して考えられたのだと思います。

【コーチングを愛しすぎないこと】

は、コーチングを仕事にする秘訣の1つだと思っています。

その後、周りのいわゆる「コーチ仲間」に
「コーチングで起業すると決めた」と話しました。

そうすると、

「直子さん、コーチングで起業するの?
いや~、難しいと思うよ…」

「私、すでにコーチングで食べていくのあきらめたもん」

と口々に言われました。

それを聞いた私はかなりビックリ。

今でも、その場面を鮮明に覚えています。

「何100時間ていう時間と、100万単位の
お金を払ってコーチングの資格を取ったのに、あきらめるの?
何のためにコーチングやってるの?趣味?」

と、口から出そうになるのを我慢しました。

コーチングって、人が希望を持つのをサポートする仕事じゃない?

そのコーチが、
「でも、会社や家庭でコーチングスキルを活かしてるから」
「でも、コーチングスキルのお陰で人間関係もよくなったし」
なんて自分に言い聞かせながら、

自分であきらめてるって、絶対オカシイ!

そう思ったのです。

世の中に意義がある仕事だし、「絶対に食べていけない仕事」ではないはず。

きっと、収入を得られるやり方があるに違いない。

なら、私が「コーチングで収入を得ることは可能だ」って証明しよう。

と決めました。

それが2009年の秋。

そこから、自己流の努力を始めたのですが、いろいろと壁にぶつかることになります。

続きは次回またお話しますね。

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