ブログ

コレを身に付けないとコーチングの価値は伝わらない

こんにちは、田中直子です。

 

私は常々
「集客ノウハウを集めるよりも、まず思考力を鍛えましょう」
という話をしています。


「思考力」は少し広い言葉なので、
「どんな種類の思考力が必要なのか」
という話をしたいと思います。


まず身に付けたいのは
「言語化能力」。


私たちのビジネスは、そもそも実体がないものです。

モノがあるビジネスなら、商品を実際に見せれば一発で価値が伝わりますね。


モノがないサービス業でも、たとえば、美容師さんのように、ビフォーアフターが目に見えるものは、価値を伝えやすいです。

弁護士や会計士など、法律で業務が決まっているビジネスも分かりやすいですよね。


では、私たちコーチやカウンセラーのビジネスはどうでしょうか?


モノがない。

ビフォーアフターが目に見えない。

法律で業務範囲が決まっているわけでもない。

認知度もない。


ないないづくしです。

かなり不利なビジネスをやっているわけです。


よく、セールスの本などで、売るのが難しい物の例として「河原の石」が挙げられますよね。

「あなたは河原の石を売る方法を考えられますか?」
みたいに。


コーチングは、河原の石より売るのが難しいと、私は思っています。


それでも見込み客さんに価値が伝わらないと売れることはありませんから、私たちは一生懸命「言葉」を尽くして伝える必要があるわけです。


私たちのビジネスは「言葉」でしか価値を伝えることができません。

ですので、
「実体がないものを、いかにもあるかのように見せる」
能力が必要になるわけです。


そのために
「言語化能力」
を鍛える必要があるのです。


言葉を使って、ないものを、あるように見せる。


そして、それを、見込み客さんに通じる言葉で伝えることが必要です。

見込み客さんが、
・コーチングを受けないままでいるとどうなるのか?
・コーチングを受けるとどうなるのか?
をリアルに想像できるように伝えること。


「コーチング受けませんか?」
「コーチングって素晴らしいんです」
みたいな感じですと、ちょっと伝わらない。

「コーチング」をそのまま「コーチング」と伝えてしまうと、見込み客さんにリアリティがありません。

コーチング業界以外の人には、「コーチング」は日常的な言葉ではないからです。


実際にはないものを、「ある」と感じられるように。

「コーチング」という言葉を使わずに、見込み客さんがリアルにイメージできるように。


どんな力を鍛えたらいいのか、また追ってお伝えします。

 

 

 

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近のコメント

    ページ上部へ戻る