2.262015
クライアントの問題を解決してあげられない!と悩んだら?
先日の
「肩に力が入って、クライアントの答えを引き出せない!とお悩みの方へ」の記事
に、このようなご感想をいただきました。
——————-
今日、仲間と初☆練習セッションしてもらいました。
難しかった~とへこんでいるところ、この記事!
ベストタイミングでした。
勇気を持って、練習がんばります。
——————-
初練習ですか!
そりゃあ難しいですよね。
私は、最初の100回くらい、毎回凹んでましたから(笑)
やり続ければ上達しますので大丈夫です。
さて、このように、
「クライアントさんとのセッションで凹んだ」
というご相談をよく受けるので、【セッションで凹むもう1つの理由】をお話します。
1つ目は、前回お話した
・肩に力が入って、次に何を質問するかで頭がいっぱいになる
です。
今回お話する2つ目は、
・「自分が何とかしなきゃ」と頑張るのに、問題解決してあげられない
というのがあります。
よく、
「私はヒラ社員の経験しかないので、管理職のクライアントさんのセッションがうまくできないです」
「私は家族と問題がないので、家族関係で悩んでいるクライアントさんに、どうしていいか分かりません」
なんて相談をいただくことがあります。
このように、
「アドバイスしなければいけない」
「問題解決してあげなくてはいけない」
「コーチが何とかしなくてはいけない」
と信じているコーチの方がいるようなんですね。
この奥には、
「問題解決しないと価値がないと思われる」
「アドバイスしてすごいと思われたい」
「クライアントとの関係性を信じるのが怖い」
など、いろいろあるようです。
——————-
本当は、
【クライアントが答えを見つけることを支援する】
のがコーチの役割ですよね。
なので、解決策を持っていなくても問題ないです。
——————-
コーチが解決策を与えなければいけないとしたら、
自分と同じバックグラウンドの方にしかコーチングできませんよね。
ですが、実際には、私にはあらゆる職業や立場のクライアントさんがいます。
私は子育ての経験がないですが、子育てをテーマにセッションをすることもよくあります。
当然、そういったお母さんの気持ちを完全に理解することはできませんが、
それでもクライアントさんたちは喜んでくださいます。
自分と全然違う立場や職業のクライアントさんでも、好奇心を向けて質問していけば、
「どうしたらいいか分かりました」
と、自分で気づいてくれます。
すごく基本的なことですが、
【クライアントさんに好奇心を向ける】
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。