1.292018
クライアントから自分の価値観と違うことを相談されたら?
こんにちは。田中直子です。
コーチの方から
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コーチングセッションの中で、クライアントと
自分の価値観がかなり違って困りました
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というお悩みを聞くことがあります。
たとえば、
すでに起業していて行動も早いコーチが、
「これから起業したい」
クライアントさんの行動が遅々として進まず、
「もっと早く行動しましょう」と言っても、
クライアントさんから「自分のペースでゆっくりやりたい」
なんていうことがあります。
私自身にもそういう経験はあります。
たとえば、過去に
「結婚して専業主婦になりたい」
というクライアントさんがいました。
私自身は「仕事=命」みたいなところがあり
「専業主婦になりたい」と思ったことは一度もないので、
「結婚して専業主婦になりたい」という発言は、
でも、そこで
「今どき、そんなこと言ってる時代じゃないですよ!」とか、
「でも、
なんて、いきなり言ってはいけないわけです。
コーチが自分の単なる好みを押し付けたところで、
クライアントが納得感を持って行動することはできません。
クライアントにはクライアントの価値観があるので、
クライアントさんがそれを理解し、
ただ、クライアントさんは、
「表面的なセリフ」と「本心で思っていること」
が違うケースがあるので、
表面的なセリフを鵜呑みにしない方がいいかも知れません。
・本心からそう思っている場合
・「逃げ」「恐れ」「不安」から言っている場合
どちらもあり得ます。
「そのどちらなのか」に気づいていただくのは、コーチの役割。
コーチの力量が問われるところですが、
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クライアントさんが「自分の本心がどうなのか」を知り、
納得して行動できるよう、セッションでのかかわりが必要。
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たとえば、「結婚して専業主婦になりたい」
方であれば、こういったこと↓を考えて言語化していただくとか。
・なぜ専業主婦になりたいのか?
・専業主婦になってどうなりたいのか?
・その目的を実現する方法は他にもあるのか?
・それを実現するための具体的な行動計画は?
たとえばこんな風に、いろいろ聞いてあげることで、
(聞き方は柔らかくしてください)
クライアントさんが本心を言語化できるよう、
それに沿って行動できるようサポートするといいと思います。
★コーチが持っている「こうあるべき」をわきに置き、
あくまでも「クライアントが納得感を持っているのか?」
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