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発信しても申込みが来ない最大の理由

こんにちは、田中直子です。


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本日の内容:

【1】ご感想:新たな気づきをいただいています。

【2】発信しても申込みが来ない最大の理由
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【1】ご感想:新たな気づきをいただいています。


先日開催した
「オリジナルビジネスの作りかた」講座。

参加者様からいただいたご感想の一部をご紹介します。

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毎月、理解できずにいた哲学思考ですが、なんとなくですが、考え方が分かってきた気がします。

これを、自分の商品に入れ込み、差別化できるようにしたいと思います。

そして、いつものことですが、他の方からいただく視点やフィードバックが本当にありがたく、

ついつい1人よがりになってしまいそうになるのを防いでくれ、新たな気づきをいただいています。


(Y. T様)
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Y. T様、ありがとうございます。

 

【2】発信しても申込みが来ない最大の理由


ここのところ、
「一生懸命ブログやSNSで発信しているのにお申込みが来ない」
という方に向けて書いています。

前回のメール


今回は、反応が薄かったりお申込みが来ない場合に考えられる、もう1つの原因をお話しします。

たぶん、多くの場合、これが最大の原因です。


それは、
「言っていることが普通すぎるから」。


たとえば、マーケティングを教えている人が「ターゲットを決めましょう」
という発信をしたとします。

「ターゲットを決めましょう」
というのは普通に言われることですよね。

少しでもマーケティングの知識がある人なら、誰もが知っている話です。

今さらそれを発信しても、普通すぎて埋もれてしまうでしょう。


あるいは、コーチの方であれば
「あなたの中に答えがある」
と発信している方も多いかと思います。

これも、コーチであれば誰でも言えてしまうことですよね。

ですから、同様に
「あなたの中に答えがある」
と発信しても埋もれやすくなる、ということ。


※あくまでも例なので、
「ターゲットを決めましょう」
「あなたの中に答えがある」
という発信をしてはいけない、という意味ではありません。


普通に検索すると出てきたり、本に書いてあるようなことを発信していても、見込み客の目には留まりにくいということです。


中には、


「言っていることは普通だとしても、あなた自身の体験を交えて書けば、オリジナルの話になります。
だから、あなたの体験談を書きましょう」

という指導をしている講座やコンサルもいますね。


その指導は、半分合っていて、半分誤っています。


あなたのことをすでに十分知っている人なら、あなたの体験談を読んでくれるかもしれません。


でも、まったく初めての人はどうでしょうか?

いきなり出会い頭に、赤の他人の体験談を読みたい人はどのくらいいるでしょうか。

たぶん、あまりいないと思います。

見込み客は、あなたの個人的な話に興味があるわけではないですよね。


なので、言っていることが普通な場合、ご自身の体験談を交えても、ちょっと弱いのです。


ですから、そもそも「言っていることが普通」という状態を脱するのが必要です。


そのためにも、私はよく
「哲学的に思考すること」
をおすすめしています。

「哲学的に考える」ことができると、たとえば、


・これまで常識とされていることを覆したり、

・見込み客が気づいていない新たな価値を提案したり、

 

ということができます。


そもそも最初から
「この人、言ってることが他と違う!」
と思ってもらう、ということですね。

業界や見込み客の常識や思い込みと違うことを発信するのです。


私のクライアントさんの事例で解説しますね。


たとえば、フィットネス業界を対象とした
ビジネスコンサルタントの深山ゆかり様。

「レッスン料を安くして集客するのが当たり前」
というフィットネス業界に、


「いやいや、レッスン料を値上げすると逆にファンが増えるんですよ」
という発信をしています。

深山様のブログ


また、ダイエットコーチの石原恵子様。

ダイエットに関する発信をしている人は大勢いますが、その多くは「食べ物」「運動」などの具体ノウハウです。

石原様は、ブログ等でそういったノウハウは一切発信せず、
「やせるための思考パターン」
の話をしています。

石原様のブログ


お2人とも、お客様の方から
「そういった考えがあるなんて知りませんでした!ぜひお願いします」
と言ってもらえています。


そういった感じで、最初の発信から
「この人、他と言っていることが違う!」と思ってもらうことが必要なのです。

ぜひそのためにも哲学的思考力を鍛えていただければと思います。

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