こんにちは、田中直子です。

私はいつも、
単に「コーチングやってます」ではなく、あなた独自の商品を作りましょう、
とお伝えしています。


それで、いろいろな方を見ていると、人によってこのような感じ↓で分かれます。

A) 商品がまったくできていないのにお客様ができる人

B) 商品ができたらセールスしようと思っていて、なかなか売れない人


当たり前ですが、皆さん「早く売上がほしい」とおっしゃいます。

でも、実際には、商品がないのに売れてしまう人もいれば、「商品を作ってから売ろう」と思ってずっと売れない人もいます。


なんで、商品がなくても、売れる人は売れてしまうのでしょうか？


それは、「売ってから商品を作るから」です。


商品の構想が1～2割くらいの段階で
「新サービスのモニターになってください」
という感じで、とりあえずお客様を作る。

それで、モニターになってくれたお客様に応じて、商品内容を考える。

最短でお客様ができる人は、そんな順番でやっています。


まずはお客様にヒアリングをする
　↓
その方にどんな風にお役に立てるかを考える
　↓
その方に向けた商品内容を考える

という流れです。


オーダーメイドの受注生産ですね。


田中のクライアントさんでは、その方式で
・1か月で5人のお客様ができた方
・1週間で初めてのお客様ができた方
などがいらっしゃいます。


一方で、「商品を作ってから売ろう」と思ってなかなか売れない方には、どんな傾向があるでしょうか？


そういった方は、「完璧な商品」を作ってから売ろうとしがちです。

「そろそろお客様を見つけてはいかがですか？」とお伝えしても、

「いやいや、まだ商品ができていないのでセールスできません」

となるのです。

そもそも、どんなベテランコーチでも
「完璧な商品」などあり得ません。

お客様の反応を見ながら、常に商品を改善していくものだからです。


私自身も、講座の内容を常にアップデートしています。

「オリジナルビジネスの作りかた」は1年間の講座ですが、1年前とまったく同じ内容でやることはまずありません。

毎回、新たに内容を考えています。

自分の感覚的には、商品の完成度は常に6割くらいの感じです。


でも、まだお客様がいない、または少ない段階では、6割程度の商品を作ることも不可能ですよね。

フィードバックをくれるお客様がいないからです。


自分の頭で考えるだけでは、1～2割くらいにしかなりません。

もちろん、考えることは大事ですが、自分で考えるだけでは商品の精度を上げることはできないのです。

それどころか、まったく方向がズレた商品になってしまう可能性が大です。


ですので、順序としては、

とりあえず、商品の完成度が1～2割の段階で売る
　↓
お客様の反応を見ながら6割くらいに改善する

という流れがおすすめです。


「売ってから作る」という流れをぜひ意識してみてくださいね。