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卒業したクライアントから相談されたらどうする?

こんにちは。田中直子です。

 

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コーチング契約が終わったクライアントさんから、
「ご飯に行きましょう」と誘われて行ったら、
コーチング中と同じように相談されたり、

あるいはメールで相談されたりして、困っている
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という話をよく聞きます。

実は、私はそういう経験はありません。

卒業されたクライアントさんから、
「近況報告」をいただくことはよくあります。

でも、皆さんきちんとわきまえていて、
契約終了後に「相談」をいただくことはありません。

それで、よく近況報告をくださった
クライアントさんが、数年後にまた
コーチングをご契約くださったことも。

では、契約が終わったクライアントさんから
「相談」されてしまう方は、なぜそうなるのでしょうか。

そういった方に、よくよくお話を聞いてみると、
だいたい以下2つのパターンをやっています。

A) 「契約期間が終わったら相談には乗りませんよ」
ということを言っていない(契約終了を話題にするのをビビっている)

B) 契約終了時に
「何かあったらいつでも相談してくださいね!」
と言っちゃっている

つまり、
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そういう状況を自分で作りだしてしまっているわけです。
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別に、クライアントさんが特別に依存的なわけではなく、

「契約が終わったら相談できませんよ」
と伝わっていないから、

「ちょっとくらい相談してもいいよね」
と思うクライアントさんが出てくるし、

「相談してね」と言われるから、
クライアントさんは本当に相談しているだけです。

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たぶん、クライアントを失うのが怖くて、
そういう状況にしてしまっているのだと思います。
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もちろん、クライアントさんにあなたの
コーチングの価値を感じてもらって、
長くご契約いただくことはとても大事。

でも、どんなクライアントとも、いずれは離れることになります。

私はいつも
「クライアントさんになるべく長くご契約いただきましょう」
という話をしています。

でも、今日はあえて逆のことを言っています。

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コーチは、クライアントを失うのを恐れてはいけない。
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コーチ側がビビっていると、本気のコーチングができませんよね?

それはクライアントのためになりません。

それで、契約が終わっても中途半端に相談に乗って、
自分も困ることになるのです。

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プロとして明確に、
「相談に乗るのはコーチング契約をしている方だけ」
と決めるのがいいと思います。
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それで、クライアントが「卒業する」
と自分で決めた場合は、それを尊重してあげましょう。

私の場合、長くご契約くださっている方には、
「今後もコーチングを続けたいですか?」
とこちらから聞くこともあります。

コーチングセッションのクオリティを保つため、
「本当に望んで契約してくださっているか」
の確認をしているのです。

また、契約していない方から相談されても、

「時間とお金をコミットした
クライアントさんに失礼になるので、
無料で相談には乗りません」

とお断りしています。

(これを言っているためか、
今はこういうこともほとんどなくなりました)

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