ブログ

みるみる減る預金、から月商100万円までの道・起業ストーリー最終回

こんにちは。田中直子です。

年末から、私の起業初期の話をしています。

意外に読んでくださっている方が多く、メッセージもたくさんいただいています。

ありがとうございます(涙)

さて、最終回の今日は、「お金」の話をします。

2009年の終わりごろに「コーチングで起業する」
と決めましたが、最初の数か月間は売上がゼロ。

会社員時代にまったく起業準備をしていなかったからです。
(今お勤めの方は、退職前に十分に
起業準備しておくことを激しくおすすめします)

貯金とわずかな退職金(一般的に外資系企業は退職金が少ない)
で生活していたのですが、都心で1人暮らしだったので、
生きているだけで毎月数10万はかかります。

預金残高がみるみるうちに減っていきます。

ただただ小さくなっていく数字を眺めながら、
「この先どうしよう」と不安で眠れませんでした。

横浜の実家の父が心配して
「食べていけなくなったらいつでも戻ってきていいよ」
と言ってくれましたが、

「絶対に実家には戻らない」
と決めました。

たぶん、甘えて実家に戻ってしまったら、
一生、自分で稼ぐ力が身に付かないと思ったから。

「さほど経済力がなくても生活に困らない」
という状況にいったん身を置いてしまうと、
そのぬるま湯から出られなくなるでしょう。

ずっと、人の経済力に頼らないと生きられなくなると思ったのです。

だから、東京で自力で家賃を払いながら生活し続けることを決めました。

とはいえ、このままでは近いうちに
生活できなくなると予想したので、派遣で働くことにしました。

生まれて初めて派遣会社に登録し、
ある外資系メーカーを紹介してもらい、
週に3回、人事総務の仕事を始めました。

家賃の分程度の収入にしかならなかったですが、
「安定収入がある」というのは大きな心の支えになりました。

派遣で働く間も、昼休みは社員さんからの
ランチのお誘いを断り、マクドナルドで食べながらブログを更新。
(一生分くらいマックを食べたので、もうマックは行きたくありません)

定時になったらダッシュで帰宅し、クライアントさんとコーチング。

「1年間は働く」という約束で雇ってもらったのですが、
予想より早くコーチングの仕事が忙しくなり、
時間的に難しくなったので、8か月くらいで退職することに。

毎日地道にやっていたら、ブログのアクセスが増え、
ブログからステップメールに登録してくれる方が増え、
コーチングのお申し込みが増えたのです。

よく
月商100万円を超えたときは何か特別なことがあったんですか?
などと聞かれますが、特別なことは何もありません。

毎日コツコツと発信し、
クライアントさんに喜んでもらえるよう頑張っていただけです。

退職にあたって、派遣先の上司に対しては、
迷惑をかけて申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、
「自分の事業が忙しいのはいいことだ」と、お咎めなく退職を許してくれました。

コーチングの売上は、2010年の前半までは月商10万円くらい。

2011年には、常に月商50万円~100万円いくようになり、法人化もしました。

その後も、売上と利益が増え続けて今に至ります。

私の場合は、「今すぐ稼がないと生活できなくなる」
という状況に自分を追い込み、結果的に稼げるようになりました。

ですが、このやり方は誰にでもおすすめできるものではありません。

なくしてみて初めて有難みがわかるのかも知れませんが、
「安定収入」があるというのは、本当に素晴らしいことなのです。

「コーチングで起業する!」といきなり会社を
辞めてしまう方はよくいらっしゃいますが、
(もちろんうまくいく方もいますが)厳しい状況にいる人の方が多いです。

ですので、いきなり退職するのではなく、
在職中にしっかり起業準備をして、
月数10万でも売上を継続できるようになってから
退職した方がいいと思います。

私の起業初期のお話は、今回までとなります。

何か参考にしてもらえる部分があったら嬉しいです。

お付き合いくださり、ありがとうございました^^

・コーチングを説明するのは難しい。
・集客の方法が分からなくて不安。
・ブログに何を書いたらいいか分からない。
そんなコーチの方、全7回無料メールセミナーで分かります!

無料で学べる「コーチングを仕事にする方法」ご登録はこちらから

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近のコメント

    ページ上部へ戻る