こんにちは、田中直子です。

前回のメールでは、お客様を選ぶ際には

「お金を払う人をお客様にしましょう」

という話をしました。

こういった話をすると、

「お金を持っているから、エグゼクティブや富裕層をお客様にした い」

という方もいらっしゃいます。

ちょっと待ってくださいね。

「お金を持っているからお客様にしたい」

と思うのは、もちろん間違いではありません。

ただ、単に

「お金を持っている人をお客様にしよう」

と発想する方は、何か大事なことを1つ忘れていませんか？

それは、

「その人は、お金を出してまで変わりたいか？」

ということ。

「お金を持っている人」

と、

「お金を出してまで変わりたい人」

は、イコールではありません。

たとえば、大手企業で高いお給料をもらっているような人でも、本人が

「このままで変わりたくない」

と思っていれば、コーチングにお金を出すことはありません。

逆に、収入が少ない方や、子育てでお金がかかるような方でも、

「変わりたい」

と思えば、やりくりして必要なお金は出します。

私のこれまでのクライアントさんにも、会社の社長さんもいれば、アルバイトしている方や学生さんもいらっしゃいました。

もちろん、

「お金を持っている」

ことと、

「お金を出す」

ことの関連はゼロではないでしょう。

生活がままならないよう な状態であれば、まずは生活費を確保することが必要だと思います。

ですが、そうでない場合は、

「お金に余裕がある」

よりも、

「自分に必要だと思う」

の方が、お金を出す大きな理由になります。

なので、

「お金を出してまで変わりたい」

と思っている方をお客様に し、

「お金を出すだけの価値がある」

と思ってもらえるだけのサービスを提供することが必要ですね。

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