こんにちは。田中直子です。

「進路に悩む学生をターゲットにコーチングで起業したいです！」
という方がたまにいらっしゃいます。

そういった方に
「いくらくらいの商品を想定していますか？」
とお聞きすると、

「セッション1回3000円です！」
なんていうお答えが返ってくることが。

セッション1回3000円だと、1か月に100回やって、ようやく月商30万円。

物理的に、月に100回は相当タイヘンです。

私は過去に月70セッションくらいやっていた時期がありますが、
土日などは9時～22時くらいまでずっと詰まっていました。

ご飯を食べる時間もありません。

また、毎月毎月、100セッションするほど集客するのは現実的ではないですよね。

あ、「学生をターゲットにするな」という意味じゃないですよ。

もちろん、学生相手にビジネスをして、成功している人もいるでしょう。

お伝えしたいのは、
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自分目線で判断してないですか？
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ということです。

コーチングでは、「自分の心の声を聴く」というのをやりますよね。

だから、
自分がどんな価値観を持っていて
自分がどんなときに充実感や喜びを感じて

というのは、皆さんよくご存じです。

もちろん、それが悪いわけではありません。

でも、ビジネスにするにはそれでは足りないです。

それはすべて「自分目線」だから。

自分の心の声を聴くばかりだと、

自分がこうしたい
自分がこうなりたい
自分が、自分が、自分が、となってしまうのです。

そのままだと、
「すべての学生が自分らしい進路を選べる世界を作りたいです！」
という感じで、自分だけの妄想の世界に入ってしまいます。

そして、自分の心の声を信じて
「1回3000円のセッションでも、頑張って集客すれば何とかなるんじゃない？」
と思ってしまい、
実際には何とかならず、まったく収入が増えない、ということに（涙）

そういう方は、「自分妄想ワールド」に浸りきってしまい、抜けられません。

たとえて言うと「魚」みたいな状況にいるのです。
（すごい失礼でゴメンナサイ…）

魚に「アナタは水の中にいるんだよ！」と言っても
「はあ？水って何？」と言われますよね？

魚は「水の中」以外の世界を知らないから。

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そんな感じで、 水の中しか知らない魚のごとく
「自分妄想ワールド」しか知らない、ということになるのです。
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なので、
「アナタは水に浸かっているんだよ！陸っていう世界もあるんだよ！」
ということを教えてくれる人が必要。

【あなた、自分目線になってますよ！ 】
ということに気づかせてくれる人たちですね。

あなたには、そういう風に指摘してくれる人たちはいるでしょうか。

ちなみに、そういう「指摘してくれる人」は
「コーチングスクールの仲間」ではない方がいいです。

コーチングスクールの仲間同士だと、多くの場合、
お互いに「素晴らしいね！」と承認し合って終わりなので…

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