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ターゲット、絞った方がいいんですよね?

こんにちは、田中直子です。

 

「ターゲットを絞った方がいいんですよね?」

とよく聞かれます。

絞った方がいい場合もあるし、絞らない方が
いい場合もあります。

マーケティングの勉強をすると

「ターゲットを絞った方がいい」

と普通に言われるので、それが正しいと思う方もいらっしゃるかも知れないのですが、
それはあくまでも一般論です。

一般的に言われることがすべてのケースに当てはまるとは限りません。

たとえば、コーチングで起業や副業をしたいけれど、実際のお客様にコーチングを提供したことがない、という方がよくいらっしゃいます。

そういった方は、お客様を絞ろうにも、絞りようがないです。

お客様が1人もいない状態で絞ろうしても、
そのための情報がないからです。

ご自分の中ではターゲットが決まっていたりします。

でも、そういった状態で決めたターゲット像は「妄想」にすぎません。

なので、そういった方は、ターゲットうんぬんの前に、どんなお悩みの方でもいいから、とにかくお客様を作ることが必要になります。

あるいは、すでに数人のお客様がいるという方の場合。

基本的に、実際にお客様にサービスを提供してからターゲット像を決めることをおすすめしています。

お客様の中で、どんなお悩みの方が喜んでくれて、お金を多く払ってくださっているか?

ご自身も「こういうお客様に貢献したい」と思えるのはどういう方か?

そういったことからターゲット像を絞っていきます。

ただ、すでに数人のお客様にサービスを提供したことがあっても、それぞれのお客様のお悩みがバラバラ、ということがよくあります。

・あるお客様は、ダイエットしたい

・あるお客様は、起業したい

・あるお客様は、子供をいい学校に行かせたい

みたいな感じ。

そういう状況で、たとえば

「ダイエットしたいお客様にターゲットを絞ろう」

なんて決めてしまうと、いきなり売れなくなる場合があります。

・ご自身が周囲から「ダイエットの専門家」として見られていなかったり

・見込み客を集められていなかったり

・オリジナル商品ができていなかったり

・発信に独自性がなくて埋もれていたり

することが原因です。

そのような状況で、
「ダイエットしたいお客様」以外の方を切り捨ててしまうと、まったく売れなくなります。

なので、そのような場合は、いきなりターゲットを絞らず、しばらくは少し広めのお客様を対象にした方がいい、ということになります。

ただ、これもケースバイケースで、人によって違います。

本当にいろいろな要素が絡むので、お1人で判断するのは難しいかと思います。

なので、

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参加者様には、お1人ずつ、

・お客様を絞るタイミング

・どの程度絞ったらよいのか

などをアドバイスさせていただいています。

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