今回は、コーチングを仕事にしたい方からよく聞かれるご質問にお答えします。

私は、クライアント様とのセッションを1時間おきに入れています。

例えば、
朝8時～の方
9時～の方
10時～の方

という感じ。

1回のセッションは、40分～45分間程度です。

これを話すと、

「前の方のセッションが延びちゃったらどうするんですか？」
「私、いつも延びちゃうんですけど・・」

とよく聞かれます。

コーチングを始めたばかりのころは、セッションが延びてしまうこともありましたが、最近は、そんなことはないです。

短い時間でも、集中して結果を出せるようになったのだと思います。

成果を出すためには、
「クライアント様ご自身についての話」
をしっかり深める必要がありますよね。

それ以外のこと、例えば、
「上司が・・」
とか
「旦那が・・」
みたいな、他の人に関することとか、
細かい状況の話などは、最低限でよいわけです。

ただ、普通に話していると、そういった話に脱線してしまうこともありますよね。

そういう場合、必要があれば、クライアント様のお話を中断することもあります。

いきなり話を遮るとさすがに戸惑ってしまうので、
「お話を途中で止めさせていただくこともあります」
と、理由も合わせて、あらかじめご説明しておきます。

このようにして、本当に大事な話だけに集中すれば、セッションが長引くこともなくなり、結果、クライアント様の満足度も高まります。

「頭では分かってるんだけどね～、なかなか人の話を中断するって勇気がいるよね・・」
という声が聞こえてきそうです(笑)

私も、最初のうちはできなかったです。

「クライアントさんから嫌われちゃうんじゃないか？」
という恐怖がありました。

「人からどう思われるか」を気にしていたんですね。

本来、コーチは、

「自分が人からどう思われるか」
ではなく、
「クライアントさんが成果を得ること」

に全力を向ける必要がありますよね。

私は、できるようになるまで数ヶ月間かかりましたが、
「話が脱線してきたな」
と気づいたら、それを思い出し、

「ちょっとごめんなさいね、お話を止めますね」
と言えるようになりました。

結果、それで嫌われても構わない、と思ってやっています。
（実際にはそれで嫌われることはありませんが）

セッション時間が延びてしまう方は、勇気を持って、ときにはお話を中断し、
「本当に必要な話」
に集中してみてはいかがでしょう？

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