3.22015
まずは「3C分析」から
コーチングで起業する際に、まずやってみていただきたいことをお話します。
コーチングで起業しようとする方は、
「人を笑顔にするぞ」
「人に貢献するぞ」
「人生に迷っている人を助けるぞ」
という、高い志をお持ちです。
ですが、ただ「あなたに笑顔になってほしいから、コーチング受けてください!」
と言っても、コーチングを知らない方には「??」ですよね。
「コーチング受けませんか?」と言って、
「いやー、そういうのはちょっと・・」
と断られた経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
中学生くらいのころ、好きな子にアプローチしまくって、一方的に告白して、引かれたことはありませんか?
私はあります(笑)
相手が自分を好きかどうか分からないのに、一方的に「私と付き合え!」と言っているのだから、相手が引くのは当然です。
いきなり「コーチング受けませんか?」というのは、それと一緒なのです。
コーチング自体を知らない方が多いでしょうし、あなたのコーチングを受けることのメリットを感じていないでしょう。
気合と情熱だけでは、あなたのコーチングを受けたいと思ってもらうことはできません。
本当に必要としている方にあなたのコーチングを届けるには、自分をマーケティングしていく必要があります。
それには、情熱だけでなく、冷静に分析することが必要なのです。
で、まず何を分析したらいいかと言うと、
・自分
・ライバル
・クライアント
の3つ。
これをマーケティング用語で3C(Company, Competitor, Customer)と呼びます。
あなたのコーチングの価値を世の中に伝えるため、この3つは必須です。
では1つずつ、どんな風にしたらいいか見ていきましょう。
1. 自分を知る
あなたのコーチとしての強みと弱みを列挙してください。
例えば、
強み:
・やりたいことを見つけるのに苦労したため、やりたいことが分からないクライアントの気持ちが分かる
・IT業界(とか、特定の業界)の経験が長いため、その業界のクライアントの気持ちが分かる
・ネットに強い
弱み:
・コーチ経験が少ない
・小さい子供がいるので時間が自由にならない
弱みは、他でカバーするか強みに変えます。
例えば:
・コーチ経験が少ない
→クライアントを増やす以外にも、コーチ同士でたくさん練習する(カバーする)
・小さい子供がいるので時間が自由にならない
→小さい子供を持つクライアントの気持ちが分かる(強みに変える)
2. ライバルを知る
まずは、業界にどんなコーチがいるかを頭に入れてください。
GoogleやFacebook、アメブロ内の検索 等で最低100人は検索し、エクセルなどにHPやブログのURL、肩書き等をメモします。
まずこれをやると、業界の全体像が頭に入ります。
業界の全体像を頭に入れることが、今後あなたのポジショニングを決める上で非常に大切です。
3. クライアントを知る
今あなたにどんなクライアントがいるかです。
年代、職業、性別、セッションのテーマなど、傾向を掴んでください。
セッションのたびに、クライアントさんがどんな言葉で、どんなテーマを出したのか、メモしておくとよいですね。
架空の人物を想定する手法もありますが、コーチングではクライアントの生の声を聴けますので、架空の人物でなく実際のクライアントの声を聴いてください。
さらに、アンケートを使う手もあります。
こちらの本を参考にされてください。
「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法―チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる!
岡本達彦氏
まず、この3C分析をやってみましょう。
完璧でなくてもいいですので、まずは手を動かしてみてください。
あなた自身がリサーチすることが重要です。
例えば、海外旅行に行くとき、ガイドブックなんかで情報を集めますよね?
・どのレストランがよさそうか
・どこに泊るのか
・治安はどうか、危険な地域はないか
・どんな交通手段が使えるか、ぼったくりタクシーはいないか(笑)
・チップは要るのか
など。
全く情報がないと、現地に着いてもどこで何をしたらいいか分からず、楽しめませんよね?
情報があれば、ホテルやレストランにも迷わずたどり着けるでしょうし、限られた滞在時間の中で、効率よく楽しむことができるわけです。
3C分析が必要なのも、同じ理由です。
全く情報収集せず起業するのは、お金もガイドブックも持たず、何の準備もなく手ぶらでアフリカに行くようなもんです。
なので、十分な情報収集が必要なのです。
・コーチングを説明するのは難しい。
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