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なかなか売れない人が抱いている「幻想」

こんにちは、田中直子です。

先日開催した
「オリジナルビジネスの作りかた講座」
で、キャッチコピー作りの練習をしました。

参加者さんからは、こんなご感想をいただきました。
 ↓
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商品のキャッチコピーで、自分が意図していたことが、意図とは違うように伝わることがあると、フィードバックをいただいて、気付けました。

やはり、独りよがりではなく、色々な方からご意見をいただくことは大切だと改めて思いました。

テーマは違っても、直面する課題や悩みは共通なことも多く、他の方のパートからの学びや気づきも多かったです。


(Y. T様)
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キャッチコピーに限らずですが、Y. T様が言われているように、自分が思っている通りに伝わらないことはよくあります。

むしろ、意図通りに伝わらないのは当然。


なので、
「オリジナルビジネスの作りかた講座」
では、単にキャッチコピーの書き方を教えるだけではなく、

実際に書いてもらい、プロのコピーライターからフィードバックしています。



フィードバックをもらって修正していくことで、伝わるキャッチコピーになっていきます。


参加者さんは全員、
「わかってもらえなくて当然」
と理解したうえで取り組んでいます。


逆に、なかなか売れずに苦労する方は、
「自分は人にわかってもらえて当然」
という幻想を抱いていることが多いです。

「自分が発している言葉を、当然相手も理解してくれるはずだ」
という幻想です。


会社員の方が、会社の中で発言する場合は、まだ理解してもらえる確率は高いと思います。

会社の中では、「経理部の〇〇さん」みたいに、1人1人に対して、役職とか、所属している部署とか、担当業務とかが合意されているからです。


そういった「背景」が周囲の人と共有されているので、その分、伝わりやすいです。


でも、個人ビジネスの場合は、まったく違います。


たとえ自分で「私はプロのコーチだ」と思っていても、その認識は世の中に共有されていません。

そもそも「私はプロのコーチだ」ということ自体、自分で思っているだけにすぎません。


なので、そういった状態で言葉を発しても、伝わらないことがほとんどです。

自分ではどれだけ頭を絞ってキャッチコピーを書き、「これだ!」と思っても、結局は自分の頭の中だけで作った妄想ということです


なので、まずは
「自分の言葉がどれだけ伝わらないのか」
を思い知ることが必要で、

そうすることで
「自分は人にわかってもらえて当然」
という幻想を脱出することができます。


「自分の言葉がどれだけ伝わらないのか」は、フィードバックをもらわないとわかりません。

フィードバックをもらわないと、がんばって書いたコピーに反応がなくても、どこをどう修正したらいいかわかりません。


なので、
「オリジナルビジネスの作りかた講座」
では、常にフィードバックをもらえる環境にしています。

 

 

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