コーチの方で、

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本当はもっとお金をいただきたいのに、お客様に「〇〇円です」と言えない
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とお悩みの方、とっても多いです。

それで、本当は不本意なのに、セッション1回
数千円とか1万円とかでやってしまっている。

なぜでしょうか？

その理由の1つは、

【傾聴・共感・承認】。

これをやっているからです。

「コーチングでは傾聴と共感と承認は大事じゃないか！
田中はコーチのくせに何を言い出すんだ？」

と思われる方もいらっしゃるでしょう。

ただ、実際に多くのコーチの方のご状況をお聞きすると、

見込み客さんの話を「そうなんですね」と傾聴し
共感しているうちに、なぜだか自分の方から
「お金をいただくのが悪い」と思ってしまうようなのです。

・この方はコーチングを受けるのが初めてだから、
料金が高額だとびっくりしちゃうだろうな…

・この方は子育て中だから、お金が大変だろうな…

・こんなに悩んでいるのに、高額なお金をいただくのは申し訳ない…

・私は新米コーチだから、お客様は数千円の価値しか感じていないだろうな…

みたいに想像して「自分の方から」安い金額を提示してしまうのです。

傾聴や共感や承認を否定しているわけではありませんよ。

コーチングセッションの中では必要な場合もあるでしょう。

でも、傾聴や共感をすることで、売上が上がらなく
なってしまうって、ちょっと違いますよね。

コーチングスクールで「傾聴・共感・承認」は習うと思いますが、

それはあくまでも
「コーチングセッションの中でこのスキルを使いましょうね」
という話です。

コーチングをご契約いただくため（つまり売るため）のスキルではないのです。

コーチングを「売る」場面では、むしろ
「このコーチングは、〇〇円の価値があるんですよ！」
と、コーチの方から示し、お客様を「引っ張って」あげる必要があります。

そもそも、私たちはお客様ではないので、完全に共感することは不可能です。

いわば、共感している「つもり」になるしかない。

だから、コーチの側が

「こんなに悩んでいるのに、高額なお金をいただくのは申し訳ない…
だから1万円でいいや」

と思ったとしても、もしかするとお客様の方は
「10万円」の価値を感じているかも知れないのです。

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大切なのは、コーチの方が「コーチングの価値を伝える」ことです。

コーチの方がお客様をリードしてあげること。

それには「傾聴・共感・承認」では足りない、ということですね。
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