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「やりたいこと」にこだわり売れなくなってしまう理由

こんにちは、田中直子です。

 

前回、

売れない方の多くは「自分のやりたいこと」にこだわり過ぎる傾向がある

という話をしました。

自分のやりたいことにこだわると売れませんね。

お客様は、コーチのやりたいことにお金を払うわけではないからです。

(やりたいことをやるのは、ビジネスではなく趣味です)

では、なぜそもそも、多くの方が「やりたいこと」にこだわってしまうのでしょうか?

「やりたいこと」というのは、実は「思い込み」にすぎません。

ご自分の経験と紐づいているので臨場感が高い、というだけなのです。

たとえば、

「自分が婚活で苦労したから婚活コーチングをしたい」

「自分が子育てで苦労したから子育てコーチングをしたい」

などという場合。

自分自身が苦労したという臨場感は高いですね。

特に、苦労したのが割と最近だったりすると、なおさらです。

だから、同じように悩んでいる人を助けたい。

そう思うのは自然でしょう。

ただ、

「最近自分が苦労した」

ことと、

「同じように悩んでいる人の役に立てる」

ことは、まったく別の話ですよね。

「自分と同じように悩んでいる人を助けたい」

というのは、たまたま自分が悩んだことなので、同じ悩みの人にも役に立てると思い込んでしまっている、ということです。

でも実際には、ご本人が「やりたい」と思っているのと違う分野の方が、うまくいくこともよくあります。

ビジネスでは、あなたの人生やキャリア全部を使って、お客様の悩みを解決します。

「やりたい分野」と

「実際にお客様の悩みを解決できる分野」

は必ずしも一致しません。

たとえば、「オリジナルビジネスの作りかた講座」の参加者さんには、

 

最初は「やりたいことを見つけるコーチング」をしたいと思っていたけれど、

今はビジネスのコンサルタントとして活躍している、という方もいらっしゃいます。

その方には、講座の中で

「〇〇さんはビジネスのアドバイスもできるのではないですか?」

と提案させていただきました。

「オリジナルビジネスの作りかた講座」では、お1人ずつの経歴やキャリアを振り返りながら一緒に商品を作ります。

過去のキャリアを振り返ってみると、

 

ご本人は忘れていたけれど、最初に想定していたのと違う「やりたいこと」を発見することもあります。

1人では自分を客観的に見られないので、

「今やりたいと思っていることが全て」だと思い込んでしまいます。

ですが、プロと一緒にご自分を俯瞰して見ると、1人では気づいていない可能性に気づくことができます。

「やりたいことだけど、まったく売れない商品」を作ってもまったく意味がありません。

まずは「売れる商品」ありき。

その中であなたが「やりたい」と思えることを見つけていきましょう。

・コーチングを説明するのは難しい。
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