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田中はなぜ起業しようと思ったか?

こんにちは。田中直子です。

昨日や今日が仕事納め、という方が多いようですね。

年末年始はメルマガをご覧になる方も少ないですが、
そんな中読んでくださっているあなたには、
「普段と違う話」をお届けしようと思い立ちました。

ということで、
「田中が起業初期にどんなだったか知りたい」
というお声をよくいただくので、

今日から数回にわけて、
「私の起業初期の話」
をすることにします。

1回目の今回は、
【なぜ起業しようと思ったのですか?】
とよく聞かれるので、そのあたりをお話しますね。

私の家族は、私以外全員サラリーマン。

両親も弟も妹も、起業の「キ」の字も考えたことがない人たちです。

なぜ、そんな家庭に育ったのに、起業しようと思ったか。

不思議なのですが、子供のころから、
「いずれ何か自分で事業をやる」と思っていました。

SEだった父は、毎朝早く家を出て夜遅くに帰宅し、
疲れてビールを飲み、そのまま寝る毎日。

土日は昼まで寝ていました。

月曜になると、自分を奮い立たせながら、満員電車に揺られてまた会社に行く。

そんな父を見ながら、母からは
「お父さんは疲れてるのよ」
「給料は我慢料」
「仕事はツラいもの」
といつも聞かされていました。

でも、そんな母の話を聞きながら、
「それって違うんじゃないか」と思っていました。

確かに、父の仕事はツラそうに見える。

でも、本当に、仕事がツラいだけのものだったら、
わざわざ自分で会社を興す人なんていないハズじゃないか。

世の中の「社長」という人たちは、自分でやりたくて仕事をしているのでは?

自分が知らないだけで、実は
「ツラいだけじゃなく、情熱を持って仕事できる世界」
もあるんじゃないか。

だったら、いずれ自分はそっちの世界に行こう。

と考えるようになりました。

大学に入学し、バンドに入るか
英語サークルに入るか迷いましたが、
「将来の仕事に役立ちそう」という理由で英語サークルへ。
(バンドに入っていたら、全然違う人生になっていたと思います)

卒業後は、「女性が活躍できそう」と考えて、
外資系の生命保険会社に入社しました。

「いずれ自分で事業を興す」という気持ちは
うっすら消えずにありましたが、トータルで12年間、会社員生活を送りました。

人事の仕事をしていましたが、最初からワーカホリックで、
深夜まで働いてタクシーで帰ることもよくありました。

当時の会社は、恵比寿の素敵なオフィスビルの
18階に入っていて、クリスマスイブには、
カップルが街を歩くのを残業しながら窓から見下ろしていました。

2回転職し(一般的に外資系は転職する人が多い)、28歳で3社目に入社。

30歳を過ぎたころ、「これから何をやりたいんだろう?」と悩み始めました。

「これ以上サラリーマンを続けるイメージがもう浮かばない…」
「いずれ自分でビジネスをやるはずなのに」
「でも、人事の仕事しかしたことがないから、他に何ができるのかわからない」

そのタイミングで、初めてコーチングを受けたり、
コーチングスクールに通ったりするように。

それで、ある大きなことに気づかされました。

それは、
————————————————————
すべての自分の行動は「自分はダメだから」が元になっている
————————————————————
ということ。

それまで、英語を頑張ったり、残業したり、
社会保険労務士の資格を取ったりしてきましたが、

「自分はダメだから、TOEICでいいスコアを取らないといけない」
「自分はダメだから、社労士の資格を取ってマシにならないといけない」
「自分はダメだから、深夜残業してカバーしないといけない」
「自分はダメだから、上司から評価されないといけない」

と思っていたわけです。

つまり、
「自分はダメだから、人から評価されることをやろう」という発想で、

「自分がどうしたいか」を、自分のアタマで考えたことがない、
ということ。

自分の考えが何もなく、
「人からの評価判断」だけが行動基準だったわけです。

「なぜそういう思考パターンが身に付いたか」もわかりました。

弟と妹がいて、年の離れた妹は特に可愛がられていました。

一方の私は、子供のころから何かと親と確執することが多く、
「自分は母から嫌われている」と思っていました。

なので、そういう、目に見える成果を出すことで、
親の気を引こうとしていたと思います。

そういう自分の思考パターンを知り、

「もう、人からの評価判断に一喜一憂するのはやめよう」
「これからは、自分のアタマで考えて、自分で決めて生きていこう」

と思ったのです。

※このあたりの詳しい話は、こちらのメールセミナーで
ご紹介していますので、よかったらご覧になってください。

http://coachingfk.org/l/m/jwUyrQSdi2Qsol

そして、34歳のときに、何の起業準備もせず、
いきなり会社を辞めました(くれぐれもマネしないでください)。

こういう、幼少期~会社員時代の経験から、

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「自分で考え、自分で決めて、情熱を持って
ビジネスができる人が増えたらいいな」

という願いを持つようになり、
今の「コーチング」の仕事につながるわけです。
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長くなってきたので、続きはまた次回にお話しますね。

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