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感情を動かそうとしてイタさ満点のセールストーク

こんにちは。田中直子です。

最近よく
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巷によくあるマーケティング手法は思考弱者向けのものが多い
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という話をしています。

その1つが
【感情に訴える】
というもの。

よく、過去の自分の苦労話なんかをしている人、見かけませんか?

・親の借金を背負って…
・両親(あるいは自分)が離婚して…

でも、そんな私でも人生がよくなったんです!

だから、あなたが今どんな状況でも大丈夫です!

一緒に頑張りましょう!

という感じで、感情的に共感してもらい、自分の講座などを売る、という流れです。

動画プロモーションで、わざと泣きながら苦労話をする人もいます。
(個人的には「ダサっ!」と思いますが)

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これは、感情を動かして、思考力のない方に
(ほぼ勢いで)買わせようという手法なので、
本当に商品の価値が伝わるわけではありません。
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知り合いでは、感情に訴えて講座を売った結果、
あとで8割のお客様がキャンセルした、という方もいます。

その場では、なんとなく押し切られても、
後から冷静になってみると「なんで申し込んじゃったんだ?」と気づくわけです。

実は「コーチングを売る」という場面でも、
意図せずこれをやってしまう方がよくいらっしゃいます。

お客様の感情に訴えて売ろうとしてしまう。

そもそもコーチングセッションでは
「ロジック」より「感情」を扱うことが多いです。

たとえば、セッションの場で、
思考優位のクライアントさんがロジカルに考え始めたら

「頭で考えすぎないで、気持ちに焦点を当ててくださいね」

なんてやることも多いでしょう。

それをそのまま「コーチングを売る」場面でやると、こんな風になります↓

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昔の私はダメダメだったのに、コーチングを受けてこんなによくなりました!

今、とても幸せです!

だからぜひ、あなたにも受けてみてほしいんです!

全力で応援しますから!
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そんな感じで、自分の「気持ち」を伝えてしまうのですね。

「理由はないけど、がんばるからお金ちょうだい!」
と言っているようなもの。

文字にするとかなりイタイ感じです。

いきなりこれをやると、お客様は
「そんなに鼻息荒く押し付けられても…」
と引いてしまうのですね。

◆そんな風に、コーチングでも、マーケティングでも
【感情>ロジック】
とされることが多いですが、実際は「逆」なのです。

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コーチングを売るのに必要なのは「ロジック」。
【感情<ロジック】
です。
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なので、感情を扱うコーチングが得意、
あるいは好きな方は、

「コーチングセッションの場面」と
「コーチングを売る場面」で頭の切り替えが必要です。

あくまでもロジカルに納得しないと、コーチングの価値は伝わりません。

感情を伝えるなら、最後に少しだけ。

背中を押してクライアントさんの決断を促すために、少し感情を伝えるといいです。

★それで、ロジカルにコーチングの価値を伝えるのに必須なのが「ステップメール」。

ステップメールでは、「読者の価値観を変える」ことができます。

・なぜ、他のどんな手段でもなく、コーチングがいいのか?
・なぜ、他のコーチではなく、自分のコーチングがいいのか?

こういったことを、同業者の批判をせずに理解していただくことが可能です。

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クライアントさんの感情を扱うのが得意だったり
好きな方ほど、これは強力な武器になりますよ。
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というか、これがないとコーチングの価値を伝えるのは「至難の業」でしょう。

・コーチングを説明するのは難しい。
・集客の方法が分からなくて不安。
・ブログに何を書いたらいいか分からない。
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