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中級者向け:キャッチコピーで埋もれない方法

こんにちは、田中直子です。


先日の
「オリジナルビジネスの作りかた講座」
に参加された方からいただいたご感想を紹介します。

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キャッチコピー作りがとてもためになりました。

時間をかければいいわけではなく、短時間でもとにかく作り、誰かに見てもらってフィードバックをいただくというサイクルが大切ですね。

他の方のキャッチコピーとそれに対するフィードバックのコメントも、とても参考になりました。

(M. W様)
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さて、前回から、
キャッチコピーを作るときの考え方
についてお話ししています。

前回は、キャッチコピー作りの際は、自分だけで考えるのではなく「人の頭を使う」ことが大事、という話をしました。


今回は、もう1つおすすめしたい考え方をお伝えします。

ただし、中級者以上向けですので、初心者の方は「こんな考えもあるんだな」くらいに聞いておいてください。


ある程度売れている中級以上の方におすすめしたいのは、
「テンプレートを使わないこと」。


「すぐに使えるキャッチコピーのテンプレートをください」
と言われることがよくあります。


わざわざ私が出さなくても、普通に検索するとキャッチコピーのテンプレートはいろいろ出てきます。


たとえば、

・「〇〇するだけで△△できる」
「たった〇か月でできる」
という風にお手軽感を出したり、

・数字を入れて実績をアピールしたり、

・「今だけ」「〇名限定」などと緊急性や限定性を入れたり、

・「なぜ、〇〇は△△なのか?」などと疑問形にしたり、

・「魔法の〇〇」「〇〇の秘密」などの便利な言葉を入れたり。


このように、一般的に使われているテクニックは、だいたいパターンがあります。


こういった同じようなテクニックが使われているキャッチコピー、よく見かけますよね?

「よく見かける」ということは、つまり「埋もれやすい」ということです。


もちろん、こういうテクニックはとても使いやすいので、初心者の方が練習のために使うのはいいと思います。

完全な初心者の場合、こういった「型」を知らないと、何も言葉が出てこなかったり、出てきたとしても独りよがりの言葉になりがちだからです。


ただ、ある程度売れてきた方が、いつまでもテンプレートに頼っていたら、どうなるでしょうか?


売れているということは、逆に言うと、
「さらに変化しないと売れ続けない」
ということです。

同じようなキャッチコピーで、同じような発信をしている同業者がごまんといるわけです。


「たった3か月で〇〇」みたいな、同じ感じのキャッチコピーを使う同業者と、横並びで見られるわけです。

「こういうの、よく見かけるよね」なんて思われてしまうのです。


ですから、一瞬売れたと思っても、すぐに同じような同業者が現れて、お客様が流れてしまうかもしれません。


そんな中で、5年、10年と売れ続けるには、人と違う言葉を「自分で考え出す」ことが必須です。

テンプレートに頼った
「よく見かける感じのキャッチコピー」
を使っていると、すぐに埋もれてしまいます。


ぜひ「自分で考えだすキャッチコピー」にも挑戦してみてくださいね。

 

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