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ターゲット像を絞れないときの対処法

こんにちは、田中直子です。

 

「ターゲットが絞れない」
というご相談をよくいただきます。


まだコーチやコンサルタントとしての実績がないし、どんなお客様を対象にしたらよいかわからない…


マーケティングの本や教材には
「ターゲットを絞りましょう」
「ペルソナを作りましょう」
などと書いてあります。


それを真に受けて一生懸命考えるのに、決めきれない。


結論からお伝えすると、あまり気にしなくていいですよ。

初期のころにお客様像を決められないのは当然ですから。


「お客様を絞れない」
とお悩みの方のほとんどは、そもそも

「お客様を絞れる状態でない」
というケースが多いです。


多くの方は、実際にコーチやコンサルタントとしてお客様にサービスを
提供したことがほとんどありません。

ですので、お客様像を絞ろうにも、実際にお客様にサービス提供した事例が
ない、あるいは少なすぎるのです。


その状態で、頭の中だけで一生懸命考えているのかなと。


もちろん、思考することは大切です。

私は
「考えるよりも心の声を感じてね」
なんて一切言いません。

思考しないとビジネスできませんから。


一方で、行動量が少ないのに思考「だけ」を増やすと
「妄想世界の住人」
になる恐れがあります。


自分の理想だけで考えた、自分に都合のよい
「理想のお客様像」
を仕立て上げてしまうのです。


たとえて言うと、

婚活していて、
「身長〇〇センチ以上で、年収〇〇円以上で、優しくて…」
という感じで、

「そんな人いないよ…」
という「理想の結婚相手像」を描いてしまうようなもの。


白馬の王子様を妄想するがごとく、
「こんなお客様が来てくれたらいいなあ~」
と、もはや思考ではなく「空想」に浸ってしまうケースをよく見かけます。


「いつか、こんな理想のお客様が現れるに違いない」
「単にまだ出会っていないだけ」
「いつか、理想のお客様が私を見つけてくれるはず」

なんて本気で思いこんでしまったら、空想世界から戻ってくるのが大変です。(ホントに)


ですので、こんな順番で
「思考しながら行動する」
のがおすすめです。

—————————–
思考して「仮説」を立てる
 ↓
実際にお客様にサービスを受けてもらい、仮説を検証する
 ↓
検証結果を元に、徐々にお客様像を絞っていく

—————————–


世の中で「ターゲットを絞りなさい」と言われているからと、
いきなりやらないことです。


このように、マーケティングで「常識」とされていることでも、
お1人ずつのケースに当てはめて考えると、誤っていることも多いです。


ただ、自分で自分の状況を客観的にわかることはできないので、
「今何をやったらいいのか」
は、プロの助言が必要かと思います。

 

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