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お客様のお悩みが漠然としていて、ターゲットを絞れない

こんにちは、田中直子です。

 

「ターゲットを絞りましょう」とよく言われますよね。

でも、いざターゲットを絞ろうとすると、
「人間関係で悩んでいる人」
「子育て中のママ」
「やりたいことがわからない人」
みたいな感じで、漠然としてしまう。


実際、コーチの方に
「どんなターゲット像を考えていますか?」
とお聞きすると、7割くらいの確率で

「人間関係で悩んでいる人です」
「子育て中のママです」
「やりたいことがわからない人です」

の中のどれかが返ってきます。


どれも、ちょっと広すぎて、ぜんぜん絞れていませんよね。

ターゲットを決めるなら、もっとピンポイントにする必要があります。


たとえば人間関係なら、
「どんな人間関係で悩んでいる人なのか?」
を細かく決めることが必要です。

「人間関係」という広い世界を細かく切り分けて、
「あなたがどういう人間関係の悩みを解決できるのか」
を定義することです。


一言で言えば「人間関係」という曖昧な言葉でも、細かく分けるといろいろありますよね?

恋愛も、婚活も、上司と部下とのコミュニケーションも、営業も、どれも人間関係です。

でも、この程度の分け方でも、まだ広すぎますね。

もっと細かく、あなた独自の分け方が必要です。

「人間関係」という広い世界に、あなた独自の切り口を作り出す感じです。


わかりづらいかもしれないので、例を使って考えてみましょう。


私たち、ペットボトルに入ったミネラルウォーターを買いますよね。

「水」であることに変わりはないのに、水道水を飲むより、わざわざお金を出してミネラルウォーターを飲む人の方が多いでしょう。


なぜ、水道水でもいいのに、ミネラルウォーターを買うのでしょうか?

それは、もともと「水」しかなかった世界に、誰かが
「水道水 vs ミネラルウォーター」
という区別を作ったわけです。

「水」という世界に、新たに独自の切り口が生まれたということ。


そんな風に、私たちのビジネスでも、広くて漠然としているお客様のお悩みに区切りを入れ、新たな切り口を提示することが大事です。

 

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