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人と比較されやすい人がついやりがちなこと

こんにちは、田中直子です。

 

前回は、
他と比べられない「肩書き」の付け方
についてお話ししました。

 

今回は続きをお伝えします。

 


念のためにお伝えしておきますが、ビジネスをやっている以上、同業者と比べられる確率をゼロにすることはできません。

市場があるということは、当然同業者もいるということです。

特に、コーチングのような参入障壁の低いビジネスをやっている場合、他との違いが分かりにくいので比較されやすいです。


そのうえで、比べられる確率を少しでも下げて「あなただからお願いしたい」と言ってもらえるようになるための方法をお伝えしています。


ということで、今回は
「人と比較されやすい人がやってしまっていること」
をお話しします。


人と比較されやすい人がやりがちなこと。

それは、
「売れている人の真似をすること。」


ビジネス本や講座などでは、一般的には
「売れている人の真似をしなさい」
と習うと思います。

もちろんそれは一理あります。

ですがそれは、
「何でもいいから真似をしたら売れる」
ということではありません。

売れている人の真似をして、うまくいく場合とそうでない場合があります。


では、真似をしてうまくいくのはどういう場合かというと、売れている人がやっている「考え方」を真似する場合です。

考え方を真似するというのは、たとえば、


「この人はどんな意図でこのような発信をしているのだろう」

 

という風に、行動に至るまでの「思考プロセス」を真似するということです。

売れている人の考えを、自分のビジネスに当てはめて考えるということですね。

逆に真似をしてうまくいかないのはどういう場合かというと、表面的に見える部分を真似した場合です。

売れる人が出しているキャッチコピーや発信内容が、ほぼそのままパクられることがよくあります。

さすがにコピペではないものの、同じような表現になっている場合ですね。


このように表面的に真似をすると、むしろ「二番煎じ」感というか、
「こういうの、最近流行ってるよね」
という印象になってしまいます。

オリジナル感が出ないのはもちろん、わざわざ自分から
「売れている人に似せている人」
という雰囲気を出すことになります。

「〇〇さんとどう違うんですか?」
なんて聞かれたりして、勝ち目を薄くしてしまうわけです。


なので、売れている人を真似する場合は、あくまでも「考え方」を参考にし、ご自身で咀嚼し、具体的な行動に落とし込むことが必要です。

これには抽象思考力が必要になります。

具体的な行為をそのまま真似るのではなく、いったん抽象化して解釈し、ご自分の具体的な行為に再変換するということです。


多くのお客様に
「あなただからお願いしたい」
と言ってもらえるよう、抽象思考力を鍛えていきましょう。

 

 

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