こんにちは、田中直子です。


私は、今年の7月で「起業12周年」になります。

会社員時代の年数より、起業してからの方が長くなります。


この間、どこかの団体に所属して仕事をもらったことは一度もなく、常に自分でビジネスを作り、お客様を作ってきました。


コーチやカウンセラーの方は、皆さん「差別化」で悩みます。

世の中、差別化の手法はいろいろあります。

強みを見つけるとか、同業者の弱みを見つけるとか。


もちろん、そういった手法は間違っていませんし、やった方がいいと思います。

ただ、一瞬差別化しても、それだけでは長年ビジネスを成長させることはできないのです。

同業者は常に増えるし、世の中はどんどん変化していきます。

長くビジネスを続けるには、差別化「し続ける」ことが必要です。


よく言われることですが、個人起業の生存率は高くありません。

コーチングやカウンセリングの業界は特にそうです。

多くの人が気軽に始め、そして「やっぱやーめた」と気軽にやめていきます。


逆に言うと、業界のこういった現状があるからこそ、長く続けていけば、それ自体が差別化になります。

私の講座受講生さんも、
「田中に長年の実績があるから」
という理由で私の講座を選んでくださる方が多いです。


ですから、長くビジネスを成長させ続けることは、一番の差別化になるということ。


優秀な同業者は今後もどんどん出てくるでしょうが、長年続けているという「実績」は、抜かれることがありません。

続けること自体が価値になる。

もちろん、ただ単に続けるだけではなく、常にビジネスを成長させていることも必要です。


では、長くビジネスを成長させ続けるには、どうしたらいいのでしょうか？

それには、気合と根性や、一瞬の差別化テクニックだけでは足りません。
(そういうのも大事ですけれど)

差別化「し続ける」には、
「思考力を鍛え続けること」
が必要です。

思考力を鍛え、差別化されたポジション、差別化された商品を作り「続ける」こと。

やり続けることです。


多くのコーチやカウンセラーの方々を見てきましたが、1回何かができて、満足してしまう方も多いです。

「商品ができた」
「ポジショニングができた」
「ステップメールができた」
「高額商品が売れた」
などなど。

ですが、1回できても、終わりではありません。

商品も、ポジショニングも、ステップメールも、セールスも、常にアップデートしていくことが必要です。

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