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コーチング起業に向いている人、向いていない人

こんにちは、田中直子です。

「起業に向いてる人と、そうじゃない人の違いはありますか?」

とよく聞かれます。

「起業に向いている人」と「向いていない人」の違い、いろいろあります。

実は、

「楽しくコーチングをしたい人」

は、あまり起業に合っていない可能性があります。

「大好きなコーチングで起業したいです!

 毎日、コーチングセッションができたら、 楽しいだろうなあ♪」

と言う方も多いです。

そういった方には、私は起業はおすすめしていません。

もちろん、ダメっていうわけではありません。

起業じゃない方がたぶんいいですよ、ということです。

なぜなら、楽しくコーチングをしたい、つまり

「自分が楽しむことがゴールになっている」

からです。

ビジネスは、お客様ありきです。

お客様からお金をいただいて、初めてビジネスになります。

お客様は何のためにお金を払うか?と言うと、

「自分の悩みを解決するため」

です。

決して、コーチを楽しませるためではないですよね。

また、起業すると、コーチングセッション以外にもやることがたくさんあります。

誰かがお客様を連れてきてくれて、あなたはコーチングセッションだけやればいい。

あなたは、集客の心配も、何もしなくていい。

もしそうなったら、ラクだし楽しいですよね。

でも現実には、集客だったり、セールスだったり、経理関係とか事務的なこともやる必要があります。

仕事の時間のうち、実際にコーチングセッションをしている時間は半分以下でしょう。

楽しさとか、自分自身の心の満足を求めて起業を目指すと、そういった、コーチングセッション以外の業務が進まず、結局お客様に出会えない、ということが多いです。

なので、楽しくやるのであれば、趣味としてやる方がいいと思います。

コーチ仲間同士でセッション練習をするとか。

仲間との練習をディスってるのではないですよ。

「楽しい範囲でやる」と

「ビジネスとしてやる」

は、まったく違う、ということです。

よく、付き合って楽しい人と、結婚相手として相応しい人は違う、なんて言いますよね。

コーチングを趣味としてやるのは、楽しい相手と付き合うのと似ています。

相手のいいところだけ見ていられます。

そうすると、ビジネスとしてやるのは、結婚するのと似ています。

いろいろと責任が出てきたり、楽しくなくても、面倒くさいことがあっても続けたり。

なので、ご自身に合った
「コーチングとのかかわり方」
を決めていただくのがいいと思います。

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