読者さんからこんなメッセージをいただきました。

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現段階での悩みは、

「起業したい訳ではないけど、
コーチングを一生の職業にするには
独立するしかなさそう。」

ということ。

その受け身な感じがブログの内容にも
表れているような気がします。

直子さんがコーチングで食べて行く！
と気持ちがしっかり固まった時の
エピソードをお伺い出来たら嬉しいです。

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ということで、

【田中直子がコーチングをやると決めた理由】

をお話します。

「コーチングをやろうとは思うけど、
なんかモチベーションが続かない」

という方はぜひ参考にされてください。

＊＊

私は、2009年の7月まで、12年間、
外資系企業でOLをやってました。

11年間は人事で、最後の1年は営業企画。

12年間のOL生活で、私がいつも気にしていたのは、

【人から評価されること】。

「自分はダメで使えないやつ」

と思っていたので、

「会社の業績評価でいい数字をもらうこと」

が自分の存在価値だと思ってました。

「いい評価をもらうために、スキルを身につけよう」
と思って、

社会保険労務士の資格を取ったり、
プレゼン研修に行ったり、

上司から
「田中さんの話し方はロジカルじゃない」
と言われれば、ロジカルシンキング研修に行ったり。

かなり頑張ってました。

でも、どんなにスキルアップしても、

「自分はダメで使えないやつ」

という思いは抜けなかったんですね。

やってもやっても、

「やっぱり自分はダメで使えない」
「だからもっと頑張らなきゃ」

と思ってました。

しかも、

「自分はダメだから、人から評価してもらいたい」

というのが仕事のモチベーションだから、

「やりたいこと」

がなかったんですね。

「人事の仕事を一生やりたいわけじゃない。

でも、他にやりたいことが分からない。」

って、20代後半からずっと悩んでました。

で、33歳のときに、

「試しに、他の仕事をやってみたら、
『やりたいこと』が見つかるかも？」

と思って、「営業企画部」に異動させてもらいました。

で、異動してどうなったでしょうか？

実は、前よりもっとツラくなりました。

「違う部署から異動してきたのに、コイツ使えなかったね」

と思われたくなくて、毎日、早朝から深夜まで働きました。

山手線の終電がなくなって、
自腹でタクシーで帰ることも何度もありました。

タクシーで帰宅したことがばれて
「仕事が遅い」
と思われたくなかったからです。

土日も、こっそり出勤して仕事しました。

しかも、数字が苦手なのに、
やったこともない「データ分析」の仕事。

「人から評価される」

どころか、毎日上司から怒られ、
泣きながらエクセルに向かってました。

やってもやっても、数字が合わないし、分からない。

でも、やらないと怒られる。

毎日、ビクビクしてました。

上司から「ちょっと田中さん」と呼ばれると、
ノドがキューっとなりました。

「ダメな人間と思われたくない！」
「怒られたくない！」

という恐怖から、
1年間自分を奮い立たせて働き続けた結果、

ある日、会社に行けなくなりました。

お医者さんに診てもらったら、

「今すぐ会社を休職しなさい」

と言われました。

それから1ヶ月間、会社を休んで、ぼーっとしてました。

で、あるとき、

【もう、『人から評価されるため』に働くのはやめよう】

と思ったんです。

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「ダメだと思われないため」
に働くのをやめ、

「本当にやりたいこと」
をやると決めました。
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で、次に何をやるかを決めていなかったですが、
会社を辞めました。

（よい子はくれぐれも真似しないでくださいね）

人からの評価のためだけに身を粉にして働く生活をやめてみて、

同じように、

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「やりたいこと」
が分からなくて、

「人から評価されるため」
にツライ頑張りをしている方は多いんじゃないか？

だったら、そういう人の力になれないか？
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と思うようになったんです。

で、たまたま習ったことがある
「コーチング」をやろうと決めました。

だから、最初から
「コーチングをやろう」
と思っていたわけではありません。

「やりたいこと」を見つけたい、
人からの評価に振り回されたくない、

そういう方の力になりたくて、
自分ができる手段が「コーチング」だったので選んだのです。

だから、

◆自分のクライアントさんが「やりたいこと」を見つけて実現してほしい。

◆塾生さんが、好きなコーチングで収入を得ることを実現してほしい。

◆塾生さんにたくさんクライアントができて、
塾生さんのクライアントさんも、「やりたいこと」を実現してほしい。

という気持ちが、まったくブレないです。

ご質問いただいた方のように
「受け身な感じ」
だなあという方は、

【本当にコーチングで何を実現したいの？】

と、自問自答してみるといいですね。

もし、明確に答えられるのであれば、成功は近いです＾＾

「明確に答えられない」
という方は、それがダメってわけじゃないですよ。

そういう方は、今一度、自分と向き合ってみましょう。

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