ブログ

コーチングのビジネスを始めるときによくある「落とし穴」

こんにちは。田中直子です。

「誰にコーチングを提供するか?」(ターゲッティング)
を決めるときに、はまりやすい落とし穴があります。

たとえば、

「経営者向けにコーチングをしたい」
という方は、とっても多いです。

で、そういった方に

「なぜ、経営者向けのコーチングをしたいのですか?」
とお聞きすると、

「世の中のワンマン経営者に、
従業員の話をもっと聞くようにさせたいんです!」

というお答えが返ってくることがよくあります。

「ワンマンな経営者を自分が変えてやろう」

と思っていらっしゃるようです。

おそらく、その方自身が、
それまで出会った経営者に不満を持っているのでしょうね。

でも、よーく考えてくださいね。

———————————————
コーチングは、「クライアントさんの悩み」を解決するためのもの。

決して、「あなた」の不満を解決するためではありません。
———————————————

ちょっと想像してみると分かると思いますが、

あなたが「相手を変えてやろう」という意識で、
「私のコーチングを受けませんか?」と言ったら、
相手はどう思うでしょうか?

「あんた、私の悩みを解決してくれるの?
そうじゃなきゃ要らないよ」

と思いますよね。

経営者の悩みの多くは、売上とか資金繰りとかです。

「従業員の話を聞けるようになりたい!」
と思っている方は少ないと思います。

経営者本人がそう思っていないのに、
「私のコーチングを受けて、従業員の話を聞けるようになってください」
と言ったら、

「大きなお世話!」
となってしまいますよね(^^;

クライアントがどんな悩みを持っているか知り、
解決してあげるコーチングをしましょうね。

今の話は一例として挙げましたが、他にも

・自分が婚活で悩んでいるから、婚活コーチングをやりたい

・自分が離婚問題で悩んでいるから、
離婚問題コーチングをやりたい

など、「自分の問題解決」とビジネスをごっちゃにしている方、
よくお見かけします。

———————————————
自分が解決できていない問題を、
クライアントに解決させてあげることはできませんよね。
———————————————

あくまでも、ビジネスは「クライアントの問題解決」のため。

自己満足では、お金をいただくのは難しいです。

まずは、ビジネスを始める前に、

★このビジネスは、クライアントに貢献するためにやっているのか?

★それとも、自己満足のためにやっているのか?

を、じっくり自問自答してみていただけたら、と思います。

・コーチングを説明するのは難しい。
・集客の方法が分からなくて不安。
・ブログに何を書いたらいいか分からない。
そんなコーチの方、全7回無料メールセミナーで分かります!

無料で学べる「コーチングを仕事にする方法」ご登録はこちらから

関連記事

コメントは利用できません。

最近のコメント

    ページ上部へ戻る