こんにちは。田中直子です。

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クライアント候補の方から、

「あなたのコーチングでできることを、一言で言うと何ですか？」

と聞かれて、しどろもどろになってしまった
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というご相談をよく受けます。

こういう質問をされたときに、

「マンツーマンでお話しして、あなたのお話しを傾聴して、
アドバイスじゃなく質問して、
あなたの中から答えを引き出すんですよ」

なんて説明していませんか？

たぶん、そうすると相手の方は

「だから、コーチングって何ができるの？」

と、イラッとすると思います(笑)

そこで、

「あなたの応援団で、人生がよくなるお手伝いをします！」

なんて言ってしまったら、ますます「？？」です。

もしあなたが、そういう感じの説明をしているとしたら、それは
「コーチングで何ができるか」
ではなく、
「コーチングという『手法』の説明」。

クライアントさんが知りたいのは、「手法」ではなく、
【自分にどんなメリットがあるの？】
ということ。

クライアントさんは、
「悩みを解決したい」
のです。
「応援団がほしい」
なんて、これっぽっちも思っていません。

クライアントさんの目線で見たら、
悩みが解決できるなら、「手法」は何でもいいと思いませんか？
たとえば、私は、働きすぎのせいか、
とても疲れやすいので、疲労回復のために

・マッサージ
・鍼
・水泳
・ウォーキング
・サプリ

など、いろいろ試しています。
鍼灸院に行っても、
「どのツボに鍼を刺しているか」
なんて、さっぱり分からないし、興味もありません。

（たぶん、説明されても分からない）
「疲れが取れれば何でもいい」
のです。

それと同じ。
クライアントさんは、
「あなた、私の悩みを解決してくれるの？」
というところ「だけ」に興味があります。

「手法」には興味がありません。
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「あなたのコーチングが、誰にどんなメリットがあるか」
を「10秒」で言えますか？
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