前回、
「お試しセッションで契約してもらえない方は、これを誤解してるかも！」という記事で、

「お試しセッションではこのようなこと↓を丁寧に説明しましょうね！」
というお話をしたところ、

1. 今日は何をやるのか

2. 時間はどのくらいかかるのか

3. コーチングで何が得られるのか

4. セッションはどうやってやるのか

5. テーマとは何か

6. なぜクライアントがテーマを決めるのか

7. 成果を出すために何が必要なのか

8. 占いやセミナーでなく、なぜコーチングがいいのか

「それぞれ、直子さんはどのように説明しているか、教えてください！」
とのリクエストをいただきました。

ということで、

【私が実際にオリエンテーションで話している内容】

をお伝えします。

（私は「お試しセッション」を「オリエンテーション」と表現しています）

他に誰かが教えているわけじゃなく、私自身が、
400人ほどのクライアントさんに
実際にオリエンテーションをさせていただいて編み出した方法です。

ご参考にされてください。

【1. 今日は何をやるのか】

「今日はコーチングのオリエンテーションですね」
と、改めて確認する。

「1回だけ受けてさよなら～」
ではなく、

「実際にコーチングを受けて、継続の契約をするために来た」
と自覚していただきます。

それで、以下のことを話します。

・○○さんがコーチングでどうなりたいかをうかがいます

・コーチングで成果が出る仕組みをお話します

・実際のセッションを試していただきます

・問題がなければ契約手続きをします

ただし、本当にクライアントさんが
「問題なければ契約したい」
と思っていないと、これはできません。

クライアントさんが、契約するつもりがなく、
「あくまでもお試しで1回だけ受けよう」
と思っていたら、

「契約手続きをします」
と言うとひいちゃいますから。

だから、そのためには、ステップメールで
「コーチングの価値」
を十分に伝えておくことが必須です。

あくまでも「お試しセッション」だけで契約してもらえるわけじゃなく、

集客
　↓
コーチングの価値を伝える
　↓
お試しセッション

が1つにつながっていることが大前提です。

【2. 時間はどのくらいかかるのか】

「トータルの時間は90分間くらいです」
と伝えます。

ただし、初めてコーチングを受ける方の場合、
長引く可能性もあるので、事前に

「多少、延長の可能性があるので、
後のご予定には余裕を持たれることをお勧めします」

と伝えておきます。

だいたいの時間配分は、

・クライアントさんが「コーチングでどうなりたいか」を伺う　15分
・コーチングで成果が出る仕組みの説明　20分
・実際のセッション　20分～30分
・契約の説明、次回日程調整　15分

という感じです。

また、延長を最小限に抑えて、かつ、
クライアントさんの満足度を高めるコツがあります。

コーチングでは、
クライアントさん自身のことを話していただく必要がありますが、

普段の会話では、

「ウチの夫が・・・」
「上司が・・・」

という風に、

「状況」
「事柄」

に焦点が当たることが多いですよね。

もし、コーチングセッションの中で、
そういう風に「状況」「事柄」の話ばかりになってしまうと、
成果は期待できないので、

「話が脱線したら、○○さんが話している途中でも、
止めさせていただく場合があります」と、

「中断する可能性がある」ことを、あらかじめ伝えておきます。

もちろん、

「限られた時間の中で、○○さんに成果を出していただくには、
状況や事柄の話に脱線せず、
○○さん自身のことに集中していただく必要があるからです」

と、「なぜ中断するのか」の理由も言います。

それがなく、いきなり中断すると、

「なによ、人が話してるのに！」

となっちゃいますから(^^ゞ

【3. コーチングで何が得られるのか】

まずはクライアントさんに、

「コーチングでどうなりたいですか？」
とお伺いします。

私の場合は
「やりたいことを見つけたいです！」
という方がほとんどなので、

「大丈夫です！
他のクライアントさんも、○○さんと似た状況でしたが、
皆さん、『やりたいこと』を見つけて実現しています！」

と伝えます。

本当のことなので。

自信を持って、成果を断言してください。

コーチが自信がないと、
当然クライアントさんも不安になりますから。

もちろんウソはいけませんので、

・セッション経験を積んで、
クライアントさんに本当に成果を出してもらえるコーチでいること

・普段のメルマガやブログで
「自分のコーチングでは何を得られるか」
を具体的に発信していること

が必須です。

「自分のコーチングでは何を得られるか」
を具体的に発信する
とは、

単に「イキイキした人生を送れます」とかじゃなくて、

「30代で、仕事を頑張っているのに、
一生その仕事をやるイメージがつかなくて、

他にやりたいことが分からなく悩んでいる方が、
『私はこれをやりたかったの！』と、
本当にやりたいことを見つけて、実際にそれを実現できます」

みたいに、可能な限り具体的に伝えます。

あ、かなり長くなってきたので、続きは次回にお話しますね。

・コーチングを説明するのは難しい。
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