こんにちは、田中直子です。

メルマガやブログ、人に会ったときなどに、
自分のコーチングの価値を一生懸命伝えているのに、読者や相手の反応がイマイチ。

ということはよくあります。
(カウンセリングやセラピー等でも同じです)


コーチングの価値を伝えたい！

でも
「それを受けたらどうなるの？」
「効果がよくわからない」
なんて言われてしまう。


その原因はいろいろありますが、私がもっとも大きな要因だと考えることがあります。

それは、
「熱い思いをいきなり伝えてしまう」
こと。


コーチングでもセラピーでもカウンセリングでも、自分がやっている「手法」を愛している方は多いです。

「自分がコーチングを受けて人生が変わったから、他の人にも受けてほしい」
という感じです。


コーチングが大好きなので
「私はコーチングを受けて、こんなに人生変わりました！」
と熱く語ってしまう。


マーケティングの本などで
「あなたの思いや感情を伝えましょう」
と書いてあったりします。


それは半分合っていて、半分間違っています。


冷静に考えて、
思いや感情を伝えたからと、お金を払っていただけるわけではない
ですよね。


ビジネスではむしろ
「自分の思いや感情」
を伝えることは優先順位が低いです。

お客様には関係のないことですから。


愛の告白だったら、思いと感情だけ伝えれば
オッケーかもしれません。

でも、ビジネスとしてお客様に商品を買っていただくためには、優先度が低いのです。

むしろ、いきなり伝えることで邪魔になることも多々あります。


商品を買っていただくのに優先なのは
ロジカルな「買うべき理由」。


「なぜ、あなたのコーチングを受けた方がいいのか？」
の、納得感のある理由を作ることです。


こういう話をすると
「自分の気持ちを一切話しちゃいけないんですか？」
なんておっしゃる方が出てきますが、そういうことではないですよ。

話してもいいですが、言うタイミングと言い方、分量に注意が必要、ということです。


納得感のある理由を作るには、
「哲学的思考力」
が必要になってきます。

ただ単に

「コーチングを受けると人生変わります」
「やりたいことが見つかります」
「儲かります」

では、納得感のある理由にはなりません。

誰でも言っていることですし。

他の人が考えない理由を作ることが大事です。


ですから、
「オリジナルビジネスの作りかた講座」
では、哲学的思考のトレーニングをしているのです。

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