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差別化できない?そんなこと考えなくていいですよ

こんにちは、田中直子です。

多くの方が気にすることの1つに
「差別化」
がありますね。


どんな分野でビジネスをしても同業者がたくさんいますので、確かに差別化はとても大事。

でも同時に多くの方が
「差別化したいと思ってもできない」
というジレンマに陥っています。


いろんなメルマガを読んだり勉強している方は、特に悩んでしまうようです。

あちこちで
「差別化しましょう」
と言われるので、そう思わされてしまうのも無理はないと思います。


・同業の人たちを見ると、みんな凄そうで自分なんかが勝てそうにない…

・差別化できるような強みも経験もない…

そんなふうに思ってしまうのです。


でも、心配することはありませんよ。


これまで多くの起業志望の方を見てきましたが、最初からきれいに差別化できる人なんて少数派です。

例えば、会社でトップセールスマンだったとか、そういった、わかりやすい売れる実績がある人はすぐに差別化できます。


でも、多くの人はそうではないわけです。

私自身も、会社員時代はほとんど人事の仕事しかしたことがありませんでした

差別化になるネタは何もなかったです。

それでも起業して11年間生きています。


実は、最初のうちは差別化のことは一切考える必要はないのです。


むしろ、お客様がいないのに自分の頭の中だけで考えても、あまり有効なアイデアは出てきません。

実際にお客様にサービスを提供してみて、初めて差別化ができるわけですから。


最初のうちは、差別化なんかしなくても、半径2メートル以内くらいの人に声をかけてお客様になってもらうことができます。

もともとの知り合いであれば、差別化されていようがなかろうが関係なく、
「信頼してるからお願いします」
というお客様が現れます。

よほどのことがなければ、最初の数人のお客様はそれでいけると思います。


問題はその後ですね。

今までの知り合いの範囲を超えて新規のお客様を増やすには、やはり差別化は必要になってきます。

もともとの知り合いであれば
「知ってるからお願いします」
と言ってもらえたのに、

新規の方であれば、容赦なく
「あなたは他と何が違うんですか?」
と聞かれますので。


最初の数人のお客様は、差別化不要。

その後、お客様を広げる段階で、初めて差別化を考える。



このように、業界でまことしやかに言われていることであっても、必ずしも正しいわけではありません。

「本当は今の自分に必要ないこと」
にエネルギーを取られることのないよう、見極めることが必要ですね。

 

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