こんにちは、田中直子です。

 

「セッションの単価を上げたい」

「高単価商品を作りたい」

という方は多いと思います。

それには、今よりも値上げしていくことが必要ですね。

値上げには

「失敗する値上げ」

「成功する値上げ」

があります。

値上げが失敗するのはどんなときでしょうか？

それは

「いきなりすぎる値上げ」。

値上げ幅が大きすぎるということです。

「一気に30万とか50万の契約がもらえるようになりたい」

という気持ちは分かります。

ただ、

「高額商品を売るぞ！」

と意気込んで、それまで10万円でやっていた方がいきなり50万円にしたら、どうなるでしょうか？

たぶん、その瞬間売れなくなります。

いきなり価格を5倍にしたからと、サービスの価値が5倍にはなりません。

サービスの質は、コツコツと実績を積み重ねることで、徐々に上がっていくからです。

また、セールスの腕がいきなり5倍になるわけでもありません。

ご本人も、50万円の商品を売ることに臨場感がわかず、ご自分でも売る自信がなかったり、10万円のときと同じトーク内容になりがちです。

なので、値上げ幅を大きくしすぎないことが大事です。

※ただし例外があって、セッション1回1,000円とかあまりにも安い単価でやっていた人が、1回5,000円などにするならOKです。

いきなりすぎる値上げで失敗するのは、初心者だけではありません。

ある程度「自分は売れる」という自覚がある人も、

「このくらい値上げしても売れるだろう」

と思っていたら全然売れなかった…

ということもよくあります。

むしろ「自分は売れる」と思っている人の方が、自分の実力を過信してしまうかも知れませんね。

また、一度値上げすると、値下げはできません。

定価で買った洋服がセールの時期に値下がりしていて、ショックを受けたことはありませんか？

それと同じで、私たちのビジネスも、一度出した価格を「売れないから」と言って値下げすると、信頼度が下がります。

なので、値上げは慎重にした方がいいのです。

では、成功する値上げとはどんなものか。

先ほどの「失敗する値上げ」の逆です。

徐々に値上げすることです。

おすすめは、一度に10～20％くらい。

少し値上げして、売れるようだったら、また少し値上げする。

様子を見ながら徐々に値上げです。

価格を上げて売るのって、大変です。

10％上げただけでも、確実にハードルは上がります。

結局は、サービスとセールスの質に見合った額で売れます。

サービスの質、セールスとマーケティングの腕を磨きながら、少しずつ値上げしていきましょう。

 

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