こんにちは、田中直子です。

 

前回、

単発セッションだけではなく、継続してお客様をサポートしましょうね

という話をしました。

単発セッションだけでは単価が低いですから、売上も増えません。

お客様に成果を感じてもらうことも難しいです。

それでも、単発セッションはハードルが低く、お客様も

「1回だけなら試しに受けてみようかな」

と思えるので、ついやってしまう方も多いのではないでしょうか。

単発セッション以外にも、効果がないのについやってしまうこと、いろいろあります。

その１つは「単発セミナー」。

最近はオンラインで気軽にできますよね。

Facebook等でも、オンラインセミナーをやって、参加者と一緒にZoomの画面キャプチャを載せている方をよく見かけます。

「今日はオンラインセミナーをやりました！

参加者さんがこんなに素敵な笑顔です！

私も楽しかったです！」

みたいなコメントを合わせて載せていたりしますね。

では、参加者さんが笑顔になってくれたら、売上につながるのでしょうか？

実は、それとこれとはまったく別の話。

参加者が喜ぶセミナーでは、

「ありがとうございます！学びになりました」

「楽しかったです！」

などと言われて、一瞬、主催した方の自己重要感も満たされます。

それで、

「あわよくば、継続コーチングのご契約をいただけないかな」

と思い、

最後の方に

「継続コーチングも受けられますので、よかったらお申込みくださいね」

と宣伝してみるけれど、

「あとは自分でやってみます！

ありがとうございました～」

なんて言われ、それっきり…

ということも多いようです。

継続のご契約にはつながらなかったけど、

参加者が喜んでくれたし、

いい場だったし、

まあ、いいか。

何度かやっているうちに、継続コーチングのご契約をくださる方が出てくるかも知れないし…

なんて自分を言い聞かせたり。

でも、

参加者にただ喜んでもらうだけのセミナーを何度やっても、ご契約にはつながりません。

参加者に一瞬満足してもらい、

主催者の自分も、いいことをした気分になる。

そして、参加者の行動や人生は変わらない。

楽しく気づきを得てもらい、その後に責任を持つことなく

「あとは自分でがんばってね！」

と参加者を放り出してしまっているのです。

そして参加者は、同じような単発セミナーをいろいろな人から受け続け、いつまでも人生が変わらない。

かなり、残念ですよね？

参加者も、コーチの側も、単に時間を浪費するだけです。

では、私たちはどうしたらいいのでしょうか？

参加者が
「楽しく時間を浪費するだけで何も変わらない」
というサイクルに陥らないようにすること。

一瞬気づきがあるだけで終わるのでなく、参加者が行動を変え、現実を変えられるようサポートしていくことが必要です。

そのためには、単発セミナーで終わらせずに、継続してあなたのコーチングを受けてもらうご案内をすること。

そのために、継続していただくことから逆算したセミナーを行うこと。

そのために、継続して受けたいと思ってもらえる「オリジナル商品」を作ること。

あなたは、こういったことができていますでしょうか？

 

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