こんにちは。田中直子です。

昨日の
「クライアントが減って落ち込んでいます（涙）」
というメールには、複数の方からご感想をいただきました。

「クライアントさんが『コーチングを卒業します』と言った」
というのは、単に「出来事」であり、

「自分のコーチングがダメだ」
という意味ではありません。

そもそも、「出来事」は「出来事」であり、
それ自体に「意味」があるわけではないです。

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「出来事」に自分で「意味」を付けてしまうから、苦しくなるのですね。
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プライベートな話になりますが、

12年前に他界した私の母は、私が幼いころから

「私は姑からイジメられてる」
「だから、結婚すると不幸になる」
「だから、人生いいことなんてないのよ」

などなど、常に「どれだけ自分が不幸か」という発言をしていました。

実際には、

「イジメられてる」
「人生いいことなんてない」

という「事実」があるわけではありません。

あらゆる事象に、母が勝手に「悪い意味」を付けていただけです。

出来事に対して、勝手に悪い解釈をして、勝手に苦しんでいたわけです。

それを見た当時の私は、子供ながらに
「『人生いいことない』って…何でそういう結論になるの？」
と思ったものです。

そういう母は、いろんな病気をして、57歳で亡くなりました。

「病は気から」ってホントだな、
と思ったものです。

そういった感じで、

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たいていの悩みの原因は、自分の「解釈」なのですね。
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ビジネスをやっていると、

・自分はダメなんじゃないか
・自分のコーチングを必要とする人なんていないんじゃないか
・自分のメルマガはつまらないんじゃないか

などなど、いろいろな悩みが出てきます。

たとえば、
あなたのメルマガを読んでいた知り合いが、
あるとき解除した、なんてこともありますよね。

それだけで、
「この人から嫌われた（涙）」
なんてショックを受けてしまう方もいらっしゃいます。

でもそれは、「誰かがメルマガを解除した」
という事象に対して、勝手に自分が
「嫌われた」という「意味」を付けているだけ。

「嫌われた」は事実ではありません。

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でも、あたかもその解釈が
「事実」のように思えてしまうのですね。
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もともと人間には、そんな風に
「出来事に意味を付けたくなってしまう」
という習性があるようで。

それで、この習性が、
そういったいろんな悩みを作り出してしまうのです。

なので、悩んだりショックを受けたりしたら、

【これは、自分が出来事に意味を付けているだけだ】

と思い出してみると、早く立ち直れるかもしれません。

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