11.172017
クライアントが行動してくれない?
こんにちは。田中直子です。
コーチの方から、
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クライアントさんがなかなか行動してくださらない
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というご相談をよく受けます。
・セッションで、
前回からの課題の進捗を確認しても、進んでいない。
・「最近、進んでいますか?」と連絡しても、
「すみません、ちょっとバタバタしていて…」
なんていうお返事が返ってくる。
「どうやったら、クライアントさんに
行動していただけるんでしょうか?」
という感じです。
そのお気持ち、とてもよくわかります。
ただ、だいたいそういう場合は、
コーチが「自分目線」になっていることが多いです。
「クライアントに行動させなければならない」
「クライアントに成果を出させなければならない」
と、コーチの方が思い込んでいます。
「お金をいただいてコーチングをやって
いるんだから、行動して成果を出してもらうのは
当たり前じゃないの?」
と思うかもしれません。
私も以前はそう思っていました。
ただ、当然と言えば当然ですが、
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「コーチングに何を求めるか」は人によって違います。
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全員が全員、すぐに行動して成果を出したいわけではない。
話を聞いてもらったり、
過去の思い込みが外れたり、
心がラクになったり、
ということを求めている方もいらっしゃいます。
あるいは、
「ゆっくり行動したい」
という方もいらっしゃいます。
そういう方に、
「今すぐ行動して成果を出さないとダメですよ」
と言っても、
それはコーチの「あるべき論」の押し付け。
もしかすると、そう言いたくなるのは、コーチの方が
「成果を出させないと自分はダメなんじゃないか?」
と潜在的に思っているからかもしれません。
クライアントさんには、それぞれペースがあり、
置かれているステージも様々です。
それぞれの方によって、求めていることや、
必要な関わり方が違うのです。
それを考慮せずに「今すぐ行動しましょう」とやっても、
「そんな急に行動できません」
となる方もいらっしゃいます。
「目に見える成果を感じてもらいたい」
という願いは、コーチとしては当然ありますが、
まずは「クライアントさんが何を求めているか」
をしっかり【聴く】ことが必要だなと。
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どんなクライアントさんにも寄り添うこと。
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コーチとしての願いを持ちつつ、それを一旦わきに置くこと。
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