7.152016
コーチングのビジネスを始めるときによくある「落とし穴」
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こんにちは。田中直子です。
「誰にコーチングを提供するか?」(ターゲッティング)
を決めるときに、はまりやすい落とし穴があります。
たとえば、
「経営者向けにコーチングをしたい」
という方は、とっても多いです。
で、そういった方に
「なぜ、経営者向けのコーチングをしたいのですか?」
とお聞きすると、
「世の中のワンマン経営者に、
従業員の話をもっと聞くようにさせたいんです!」
というお答えが返ってくることがよくあります。
「ワンマンな経営者を自分が変えてやろう」
と思っていらっしゃるようです。
おそらく、その方自身が、
それまで出会った経営者に不満を持っているのでしょうね。
でも、よーく考えてくださいね。
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コーチングは、「クライアントさんの悩み」を解決するためのもの。
決して、「あなた」の不満を解決するためではありません。
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ちょっと想像してみると分かると思いますが、
あなたが「相手を変えてやろう」という意識で、
「私のコーチングを受けませんか?」と言ったら、
相手はどう思うでしょうか?
「あんた、私の悩みを解決してくれるの?
そうじゃなきゃ要らないよ」
と思いますよね。
経営者の悩みの多くは、売上とか資金繰りとかです。
「従業員の話を聞けるようになりたい!」
と思っている方は少ないと思います。
経営者本人がそう思っていないのに、
「私のコーチングを受けて、従業員の話を聞けるようになってください」
と言ったら、
「大きなお世話!」
となってしまいますよね(^^;
クライアントがどんな悩みを持っているか知り、
解決してあげるコーチングをしましょうね。
今の話は一例として挙げましたが、他にも
・自分が婚活で悩んでいるから、婚活コーチングをやりたい
・自分が離婚問題で悩んでいるから、
離婚問題コーチングをやりたい
など、「自分の問題解決」とビジネスをごっちゃにしている方、
よくお見かけします。
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自分が解決できていない問題を、
クライアントに解決させてあげることはできませんよね。
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あくまでも、ビジネスは「クライアントの問題解決」のため。
自己満足では、お金をいただくのは難しいです。
まずは、ビジネスを始める前に、
★このビジネスは、クライアントに貢献するためにやっているのか?
★それとも、自己満足のためにやっているのか?
を、じっくり自問自答してみていただけたら、と思います。
・コーチングを説明するのは難しい。
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